民族楽器のお店が、こんな近場にあるとは!
レインスティックとバンブーチャイム(竹の風鈴)を目当てに、お小遣いを握りしめて、早速行ってきました。
シンギングボウルもあるといいなーなんて。
お店の中にはいろんな大きさのジャンベがとてもたくさん。
そして、見たことがない楽器でいっぱいです。
ビョーンビョーンビョーン、ゥワンゥワン、ボヨヨヨーン、電子音でよく聞くような音が、アナログの楽器で出せることにびっくり…
見る物、見る物、どれも魅力的で欲しくなります。
たくさんのお買い上げ候補の中から、購入したのは、ずっと欲しかったシンギングボウルと、ほぼ衝動買いのリストベル、レッグベル。
シンギングボウルは、直径11.5cmくらいの物です。
シンギングボウルは、ドニパトロとも言われ、チベットの仏具です。
金属でできたお椀の外側の縁に沿って木の棒で擦って音を出します。
くるくるとゆっくり擦っていくと、次第にボワーっという音が大きくなっていきます。
この不思議な音のポイントは、「倍音」。
音はひとつの音として聞こえる場合であっても、複数の音が同時に鳴り、その音を構成しています。
最も周波数の小さいものを「基音」、その他のもの(基音の周波数の整数倍の周波数の音)を「倍音」と呼びます。
倍音は、音の音色(印象)を決定付けるのに非常に重要な要素です。
また、この倍音には「1/fゆらぎ」が含まれているそうです。
「1/fゆらぎ」は、蝋燭の炎の揺れ、蛍の光、心臓の音など、自然界に多く存在するゆらぎ方で、規則的なゆらぎの中に予測できない不規則なゆらぎが調和した状態です。
シンギングボウルは、各種のセラピーやヒーリングで注目され、ヨガや瞑想に使われたりしています。
仏壇にある、チーンと鳴らすための鈴(りん)も起源は同じとのこと。
擦るか叩くか、使い方が違うだけだそうです。
私の家の仏壇の鈴を擦ってみると、シンギングボウルのようにボワーっと音が出てきました。
ここで、仏壇の鈴と買ってきたシンギングボウルが5度でハモるというミラクル…
たくさんあるシンギングボウルの中から、これをチョイスした奇跡!
シンギングボウルの「浄化」や「チャクラの効果」は、私には理解できませんが、毎朝仏壇のチーンを聞いているので、無意識でこのシンギングボウルの音を心地良く感じたのかもしれません。
それから、乾いたカラカラという軽やかな音が気に入って一目(一耳?)惚れした、木の実のリストベルとレッグベル。
リストベルは、輪っかになっているので、手首にはめられます。
レッグベルは、足首に巻いて結べるようになっています。
木の実の殻がたくさん付いていていますが、何の木の実かは謎です…
レインスティックとバンブーチャイムはまたの機会に。