2017年8月19日

トルコ行進曲は未解決のまま…

モーツァルト「トルコ行進曲」55小節目上段の第4音は、ファ♯なのか、ラなのか。
(201773日の記事「モーツァルトに聞いてみたい」をご覧ください。)
私はファ♯で弾きますが、ラで書かれている楽譜も多く…

先日レッスンへ行ってきました。
レッスンの終わり、先生に「トルコ行進曲」の音のことを聞いてみました。
先生は当たり前のように「fis(ファ♯)でしょ。」と。
尊敬する先生なので、ファ♯と言われて一安心。

ベーレンライター版を見せてくださると、ラ。
その上にossiaでファ♯の楽譜が。



ossia(オッシア)は、「または、もしくは」という意味です。

私の生徒さんからは、春秋社版はファ♯との情報。
まだまだモヤモヤが続きそうです…

そんな未解決な状態ですが、久しぶりに人前で「トルコ行進曲」を弾いてきました。
812()、米原市のルッチプラザで『じゃんぐるっち』というイベントがありました。



駄菓子屋さん、無料のポップコーンやバルーンのプレゼントなどがあって、お客様はいっぱい。
そんな中でロビーコンサートをさせていただきました。
ピアノだけではちょっと寂しいので、強力助っ人!



小学校低学年くらいまでのお子様がたくさん聞いていてくださったので、アニメなどのみんなが聞いたことがあるような曲を演奏しました。
「勇気100%」と「夢をかなえてドラえもん」の2曲はみんなで歌いました。

「トルコ行進曲」は、手拍子で演奏に参加してもらいました。
問題の55小節目の音は、今まで通りファ♯で弾きました。

吹き抜けで天井が高くとても響く空間で、ピアノの音が散ってしまうので、反響板代わりのパネルを置いていただき、下前板を取り外しての演奏でした。


久しぶりのお子様向けイベントでの演奏。
とても楽しく弾かせていただきました。



聞いてくださった方には、お土産にシールを配らせていただきました。
手づくり感満載のシールです…



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