夕食にひたすら野菜をみじん切り。
そんなに細かく切れるの凄いなと言われました。
私に小さく切る技術があるのではなく、どこで切るのをやめるかの話であって、包丁を入れ続ければだんだん小さくなっていくものです。
どこまでするか、それは自分で決められること。
まだ納得がいっていないところがあるのにこれくらいでいいやと思って終わりにするか、まだ続けるか。
音楽においても大抵のことは自分に決定権があるように思います。
まだ練習するか、これくらいで仕上げにするか…
決定的な終わりがないので、いずれはどこかで諦めをつけるか締切を設けたりして終わらせるしかありません。
レッスンに来る前にもう一足掻きするかしないか。
1回でも多く弾いておくか、まあいっか~と大体で終わらせてレッスンに来るか。
練習中も、ただひたすら弾くだけでなく、どうすれば更に良く弾けるか考えながら弾きます。
違う弾き方でやってみる、別の誰かの演奏を聞いてみる…
どこまで自分でやっておくかで、レッスンで得られることが格段に変わることがあります。
レッスン中に良く言うのは、ハノンなどで両手の縦のタイミングを合わせましょうということです。
「ずれているよ」と伝えて次に弾く時、ほとんど全ての生徒さんが何も困ることなく合わせることができます。
できないのではありません。
するかしないか、気にして弾くかどうかです。
たったそれだけのことですが、毎回言われないと気にしない人は気にしないです。
音楽性というよりは、性格かもしれません…
みじん切りで大きめの物と小さな物が混じっていたら気持ち悪くて仕方がない…
そこまで神経質ではありませんが、何となく大きさが揃うまで切り続けてしまう、私はそういう性格かもしれません。