ドレミレ ドレミレ ドレミレ ドレミドレ
何と言う曲かわかりますか?
曲名を知りたくて、約6ヶ月…
毎週月曜日早朝、ラジオの試験電波放送の時間に流れていたのを聞いて気になり出し、テレビやお店のBGMで何度も出会いました。
楽譜が書けるくらい音はわかっているのに、曲名がわからない…
4/4拍子、ニ長調、ソナタ形式、編成はヴァイオリン2+ヴィオラ+チェロ、これだけわかっていても、曲名がわからない…
モーツァルトっぽい、というか、どう聞いてもモーツァルト。
作曲者を推測できても、曲名がわからない…
「モーツァルト 弦楽四重奏 ニ長調」でインターネットで検索してもこの曲は見つからず、モーツァルトの弦楽四重奏のCDを聞いても見つからず、もしかしてモーツァルトじゃないの?などいろいろ試しましたが、わかりませんでした。
偶然に何度も何度も出会うので、相当有名な曲だと思われます。
音楽が専門のクセに、この有名な曲を知らないのはマズイのではないか?と聞くたびに思うのです。
先日、外食中にこの曲が流れていました。
気になり続けているので、耳に入った瞬間に「あ!この曲!また出会った!」。
スタッフさんに「今流れている音楽は有線ですか?」と聞くと、「CDです」と言われました。
やった!それなら曲名がわかる!と思い、「この曲名を知りたいんです!」と言ったのですが、話は続かず。
「この曲、お好きなんですか?」と言われて話は終わってしまいました。
はっきりと、CDのジャケット見せてくださいって言えば良かったのかな…
大サービスなのか、もしくは嫌がらせなのか(そんなワケない)、食事の間とにかくこの曲だけが延々とリピートされたのでした。
聞けば聞くほど…
あー、気になる!気になる!
そんな調子だったのに何と言うことか、驚きの方法で曲の曲名を知ることになりました。
食事後、yahooの検索に、何気無しに「ラーソファーミレー」とドレミを入力してみました。
すると、検索結果の1番上に出てきたのは、yahoo知恵袋というサイト。
「てーてれーてれー たりらりたりらりたりらりたりらりらー っていう曲なんですか?」という質問がされていました。
すると、〈モーツァルトの「ディヴェルティメント」ニ長調K.136 ラーソファーミレー ドレミレドレミレドレミレドレミドレー(ファとドは♯) 違った?〉という回答が。
まさに、それ!
ディヴェルティメントか!
モーツァルト作曲「ディヴェルティメント ニ長調 K.136」第1楽章。
3楽章から成り、1772年の初めにザルツブルクで作曲されました。
ディヴェルティメント(divertimento)とは、18世紀後半に好まれた明るく軽妙な器楽合奏曲で、短い数楽章から成る作品です。
最初からドレミで検索したら良かった…
解決した喜びに混じるのは、解決してしまった寂しさのような感覚。
曲名がわかったので、今度CDとスコアを買ってきます。
それにしても、解答されていた方の「てーてれーてれー」で、曲がわかる能力!
曲を知っていれば、「てーてれーてれー たりらりたりらりたりらりたりらりら」は、とても的確な表現だとわかるのですが、ヒントがない状態でわかるなんてとてもすごいです。