≪理想のピアノを探せ!≫ シリーズ、もう少し続けてみようと思います。
ピアノの搬入を見学しに妹宅へ。
13:30過ぎ、予定時刻にトラックがやって来ました。
置く場所は1階のリビングの角。
すぐそばに大きな窓があり、そこから入れられます。
運送屋さん曰く、搬入場所の近くまでトラックで行けるのは、とってもラクとのことです。
そりゃそうね…
トラックの荷台に、クッションでガードされた木目のピアノが見えます。
200kg以上するピアノを男性2人で運んでくださいます。
ガタガタガタガタ…
デコボコのところをキャスターで押して行って大丈夫なの?と少し不安。
トラックは窓の近くまで来ていますが、荷台から部屋までは橋渡しがされていないので、ピアノを持ち上げなければなりません。
ピアノの本体の下を通して輪にしたベルトを肩にひっかけて、ピアノを持ち上げて運んでくださいました。
力持ち!
ですが、運送屋さんは「僕はそんなに力はないんです。」と。
何かコツがあるのでしょう。
狭くて通常の状態では通れない場合は、アップライトピアノを縦にして(親板を上下にして)運ぶそうです。
インシュレーターを挟み込み、椅子も組み立ててくださって、30分もかからずに設置完了!
トラックの中には、あと3台のピアノ。
右側手前の古いカワイのアップライトピアノは買い取った物で埼玉県へ行くそうです。
その奥には移動中のアップライトピアノ。
左側奥、段ボールに包まれてベルトで固定されているのは、縦になったグランドピアノの本体部分。
脚は外して運びます。
ピアノ運送のお仕事は、午前中に3件、午後に3件もまわるそうで、3月などの引越しシーズンはもっと忙しいそうです。
写真を撮ってもいいですか?と伺うと、今の時代そう言うのには慣れていらっしゃるのか、もちろんどうぞどうぞという感じでした。
ありがたいです。
ちなみに、運送屋さんのお兄さん、ピアノの重みで身長が3cmも縮んでしまったそうです。
ピアノは弾けないそうですが、もしも弾ける人だったら、ピアノを運ぶ度に弾きたい衝動にかられてしまうのではないでしょうか…
さてさて、置かれたピアノ。
やっぱり木目にして良かった!
それが、弾いてみると、あれ~?こんなんやったっけ?と…
ダンパーペダルはギシギシ雑音、弱音のフェルトが下がり切らないのでマフラーペダルを踏んでも音は変わらず、音は好き勝手な方向に散らばってまとまらず、なかなか強烈な音痴ピアノ。
設置後の調律でお願いすることがたくさんです…