2026年10月24日

≪今週のレッスン Vol.460 10/24≫ お悩み相談室?

ある日、レッスン室に入って来るなり、生徒さんが泣きだしました。
楽譜を譜面台に乗せ、ピアノの椅子に座り、泣いています。

どうしたの?

とてもレッスンを受けられる様子ではありません。
「帰る?」と聞いても「帰らない」と言いますし、「レッスン嫌?来たくなかった?」と聞いても「嫌じゃない」と言います。
だからってピアノを弾けそうにもありません。
「練習できていないの?」と聞きますが、それも違うようです。

困りました。
どうしましょう。

「何か思うこととか喋りたいことがあったら聞くよ」と伝えると、泣きながらポツポツと話し始めました。
人間関係の悩み。
小学校の低学年でも、いろいろ思うことはあるようです。
「私には何をして欲しい?何かできることはある?」と言ってみましたが、そこは大丈夫とのこと。
話しているうちに泣き止んだり、そしてまた思い出して泣いたり…
それを繰り返しながら、少し気持ちが落ち着いてきたようです。

レッスン時間は残り5分ほどになってしまっていました。
「何か弾く?」と聞くと、1曲だけ弾くとのことで、いつものレッスンと同じようにきちんと弾いてくれました。

レッスン終わり、楽譜を片付けながら「喋って相談してみるわ!」とスッキリ明るい顔で言っていました。

数日後、今度は高学年の生徒さん。
レッスン室に入って来るなり、泣きながらソファになだれ込みました。
何事!
そして、また?

数日前と同じようなやりとりをしている私…
泣きながら話し始めました。
ピアノとは全然関係のない話。
でも、今の生徒さんにとってはレッスンよりも大問題!
怒りながら散々言いたいことを言うと「レッスンして~」と言って、ピアノを弾き始めました。

ここはピアノのレッスン室。
たまにお悩み相談室…

ピアノのレッスンは、生徒さんとのコミュニケーションでもあります。
生徒さんがどんな人なのか、それがわからなければピアノのレッスンはできませんから、必然的に雑談も多くなります。
雑談の分、ピアノを弾く時間は減ることもありますが、それでも話をすることは大事なことだと思っています。
生徒さんそれぞれ、いろんな思いや悩みを抱えながら毎日過ごしているのですね。

私が教えてあげられるのはピアノのことだけですし、他のことには何のアドバイスも協力もできないかもしれません。
それでも、人に話せば楽になることもあれば、解決に向かえることもあるでしょう。
家族や友達には言いにくいけれど、ピアノの先生になら話せることもあるかもしれません。

毎回となると私も困ってしまいますが、喋りたいことがあれば何でも聞きますよ!

【まごいち音楽教室】
TEL:080-3130-7057
メール:mago1.klavier@gmail.com