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FEURICH
1851年、ドイツ/ライプツィヒ
ユリウス・フォイリッヒによって創業
2003年より中国のHailun & Piano社に生産委託
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1851年創業のドイツの老舗メーカー。
ユリウス・グスタフ・フォイリッヒは、パリのプレイエルの工場でピアノ製作を学び、1851年にドイツ/ライプツィヒで会社を設立します。
2003年から中国の大手メーカー(Hailun & Piano社)で委託生産しているため、日本国内のピアノと同じくらいの価格で売られています。
借りたピアノ
■2014年9月7日 京都府京都市
■機種:FEURICH 機種不明
■製造番号:不明
■部屋の広さ:不明 (8畳くらい?)
お借りしたピアノは、とても古いために、本来の良さがわからず、残念でした。
お借りした後に、衝撃。
実は鍵盤の奥行きが短かったそうなのです。
全然気が付かなかったー!
後で、スタッフさんが教えてくださいました。
弾く前に聞いていれば、奥行きを測ってきたのに…
鍵盤の奥行きなんて気にしたことがありませんでした。
私の自宅のピアノの鍵盤の奥行きを測ってみることにしました。
ちょっとその前に。
ピアノの鍵盤というのは、見えているだけが全てではありません。
実はピアノの奥までずっとつながっているのです。
鍵盤は梃子になっていて、鍵盤を支える支点、打鍵する所が力点、打鍵すると作用点となるアクションが動きます。
実際、鍵盤の見えている部分は、支点から力点までの一部ということになります。
ちなみに、グランドピアノの支点から作用点までの距離は、アップライトピアノのその距離よりも長いので、演奏に無理がなくなります。
私には、ピアノを分解する技術がありませんので、測れるのは、もちろん見えている分だけということになります。
おそらく、お店のスタッフさんがおっしゃっていたのも、この長さのことかと。
ヤマハのグランドピアノの鍵盤の上に定規を置いてみました。
白鍵の長さは約152mm、黒鍵の長さは、約85~87mm(上面)でした。
インターネットで検索してみると、鍵盤の奥行きはいろいろのようです。
JIS規格でも、鍵盤の奥行きについての記載はありませんでした。
これからは、出会うピアノの鍵盤の奥行きも測ってみようかな…
このフォイリッヒは、私がお借りした後、人手に渡ってしまうとおっしゃっていました。
古さのために、毎日のレッスン使用に耐えられないそうです。
撤去した後はディアパソンを入れるとのこと…