2017年5月1日

熱狂の日

「ラ・フォル・ジュルネ」は、1995年にフランスのナントで始まった、年に一度の最大級のクラシック音楽の祭典です。
短時間(1公演45分ほど)、低料金(1公演1,500円〜)で、朝から夜までいくつものコンサートをはしごして聴くことができます。

日本では、ゴールデンウィークの時期に、東京(オ・ジャポン)、新潟、滋賀(びわ湖)で行われています。
今年のびわ湖ホールでの開催は、4月28日に前夜祭、29日と30日の2日間が本公演でした。
毎年、テーマが設けられていて、今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。

29日は用事で行けず、30日の1日を満喫です。
大津駅からシャトルバスでびわ湖ホールへ。
いい天気だったので歩こうかな… と、一瞬思いましたが、体力温存。
バスに乗りました。


びわ湖ホールに着いたら、すぐにメインロビーでのコンサートが始まり、バロックダンスを鑑賞。
大学生の時に、クラリネットの友達に誘われて見たことがあるような…
バロックダンス人口はそんなに多くいないだろうから、きっと同じ方だと思います。
横に膨らんだ真っ赤なドレスで、お人形さんのようでした。


エラールのピアノで演奏されるバロック時代の曲に合わせて踊られます。
ダンスを見たから、演奏に何か役立ちそうかと言うと、そうでも無かったかな…
ピアノの音色とバロックダンス、何て合わないのでしょう(時代が違いますから)。
そう思ったのは私だけ?

11:45から、中ホールで声楽アンサンブルの『こうもり』。
声楽アンサンブルさんの演奏をちゃんと聴いたのは始めてでした。
歌はもちろん圧巻でしたが、そこに笑いも交え…
ただウケを狙っているのではなくて、演奏が完成されていて、それプラス笑いなので、本当にストレスなく素晴らしい公演でした。
これはお値段以上の価値があります。
人気なのも頷けます。

その後、メインロビーでまた声楽アンサンブルさんの歌声を聴きました。


16:20からは、大ホールへ。

ウラル、フィルハーモニー管弦楽団は、ロシアの楽団。
日本のオーケストラの響き、空気とはまるで違い、夢見心地な音色というか、現実的過ぎないというか。
すごく繊細で透明で…
持っている楽器が違うから?
住んでいる国、育った国が違うから?
そういう方向性のオーケストラなの?

ラヴェルの「ボレロ」。
こそばゆいほど弱くて繊細な出だし、耳をすまして聴かないといけないくらいの微かなボリュームの旋律から、じわじわといつの間にかとてもとても粘着質なフォルテへ。

やっぱりこの曲は心臓に悪い…
ソロの人に感情移入。
聴いているこっちがドキドキしてしまいます。

最後、17:35から中ホールで、メキシコ民俗音楽を聴きました。

ギターの変形のようなたくさんの弦楽器、ひとつずつ音を聴かせてくださいましたが、もちろん楽器名は覚えられず…
カホンにカリンバをくっつけた低音楽器は、ボンボン響いてきます。
演奏技術が素晴らしいのは当たり前で、みなさん楽しそうで、踊って歌って、息ぴったりでした。
隣のノリに合わせていくというのは、クラシックではなかなかないですよね。
ステージと客席の温度差…

演奏の途中でヴァイオリンの弦が切れました。
こういうのを見ると、何だか得した気分。
生演奏にハプニングはつきものですが、それも含めて息ぴったりでした。

たくさん音楽を聴いて、贅沢な1日でした。
幸せ〜

あ、そういえば、ピアノソロの公演を聴いてないわ…
叶匠壽庵のみたらし団子を食べるのも忘れた…

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