ハ長調のⅠ-Ⅳ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅴ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰから始まり、ヘ長調、ト長調…
テキストの曲に合わせて、どんどん調を増やしていきます。
小学2年生の女の子に「ぶんぶんぶん」に伴奏を付けましょうという課題を出しました。
これは、難なくクリア。
ヘ長調に移調して弾いてみましょうと言うと、少し考えながら、最後まで両手で弾けました。
大事なのは、間違えた時に「あれ?なんか変?」と気付けること。
ヘ長調でシにフラットを付けるのを忘れた時。
ミの旋律の下にシファソの和音を付けた時。
メロディが変だな…、濁っているな…、これは違うかも…、と思うことができる生徒さんは、必ず正解にたどりつくことができます。
間違えずに弾くことよりも、間違えたことに気付けることの方が、何倍も大切なことだと思うのです。
指摘されて直したところは、忘れてしまったらまた同じ間違いをしてしまいます。
けれど、自分で気付いて直したところは、次から間違えずに弾けるでしょ?