指の練習曲で、メトロノームに合わそうとする生徒さん。
メトロノームより速くなってしまったので少しゆっくりにすると、今度は置いていかれて、追いつこうと慌てて急いで速くなり、そしてまたゆっくりに…
抜かし抜かされ、なかなか合いません。
一生懸命合わそうとしているのが良くわかるので、そこは褒めてあげられるのですが、いくらなんでも揺れ過ぎ。
メトロノームに「合わそう」とすれば、それはただの反射神経ゲームです。
合わすのではなく、メトロノームさんと「一緒に演奏する」のです。
そう伝えると、見事にピッタリ。
素晴らしい!
たまに、メトロノームをまばたきもせずずっと見ながら弾く生徒さんがいるのですが、見なくて良いです。
自分の出す音と一緒に、メトロノームの音を聴きましょう。
では、次回のレッスンで!