調律師さんに面白いピアノがあるよと言われて着いていくと、奇抜なアップライトピアノがありました。
キラキラが入った青、赤にゴールド、黄に黒。
音を出すことができませんでしたので、音色や弾き心地はわかりませんでした。
調律師さんは、「キッチンピアノ」と言われたように思います。
ケースの中は棚になっています。
低音側の台にまな板を置いて食材を切り、棚には食器を入れておくのでしょう。
何ならシンクとコンロも欲しかった…
ピアノメーカーの遊び?
特注品?
調理しながらピアノを弾きたい人がいたのでしょうか。
さて、このピアノ、どこのメーカーなのか全くわかりませんでした。
鍵盤蓋の「GRACE」で調べてみましたがわからず、その下に小さく書かれている「PACO」。
調べると、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に「PACO」というピアノメーカーがある(あった?)ようですが、詳しくはわかりませんでした…
生産していたのは、GRATIAE(グラチア)というブランドのアップライトピアノのみ。
GRACEというブランドを作っていたという情報は見つけられませんでした。
この奇抜なピアノは、PACOのピアノなのでしょうか…