金曜日、朝から雪が降り始めました。
この冬初めての積雪です。
雪が降ると移動するのが大変で困りますが、冬が来たな～と少し嬉しくもなります。
大人はどれくらい降るのかと心配し、子どもたちはみんな楽しそうです。
学校の1時間目が雪遊びになったという生徒さんもいました。
ピアノの部屋から見える降ってくる雪の影。
何となく、冬が一番ピアノの季節のように感じています。
子どもの頃、手が冷えて動かないと困るので、手袋は必須。
動かない手をストーブにかざしながらハノンで無理やり温めて、やっと練習…
本番の日はカイロをポケットに入れて手を温めます。
夏頃から始まるコンクールは、秋の終わりから冬の始め頃に終わります。
手袋、マフラー、カイロは必須です。
それでも肩を出したドレスを来てステージに出るのです。
冬っぽいドレスもありますが、基本的にドレスに季節感はありませんね。
ヤマハに通っていましたので、冬にはジュニアオリジナルコンサートという作曲のコンクールもあり、寒い寒い部屋でピアノを弾きながら楽譜を書いていた記憶もあります。
何となく冬っぽいイメージの曲のエントリーが増える気がします。
最近では、手の冷たさよりも乾燥を気にしなくてはならなくなり、あぁ歳をとったんだなと思います。
本番前は丁度良いタイミングをはかってハンドクリーム。
直前すぎるとベトベトで滑って大変ですが、乾燥しているとそれはそれで滑って大変。
でも不思議と本番中にそういうことを気にしたことはないです。
雪が降っていると外が静かな気がします。
温かい部屋でピアノを弾く時間はとても幸せです。
