お姉さんのレッスンを待っている間、部屋の端っこの机で何かを始めた弟くん。
「色鉛筆がないから鉛筆でするわ~」と1人喋っていました。
その後は静かに黙々と何かをしていたので、私は何をしているのか聞きませんでした。
お姉さんのレッスンが終わり、弟くんの番です。
ワークブックの宿題があったので、見せてもらいました。
「おんぷにいろをぬりましょう」というページです。
ドは赤色、レは黄色、ミは緑色…という指示があるのですが、全て鉛筆で塗られています。
これのことを言っていたのか…
全部黒色やん!
これではきちんとドレミを読めていることが伝わらない、色も同じだし…と、本人は考えたのでしょう。
黒く塗られた音符の下に「どれみ」が書かれていました。
家でやって来ていれば、こんなことにはならなかったはずです。
宿題だしレッスンまでに終わらせなければならないのに、色鉛筆がない!
鉛筆でやるしかないか…、でもこれでは…
いろいろ考えた結果の行動なのでしょう。
ひらがなも勉強中の男の子。
「どれみ」は書けるけれど「ふぁ」「そ」をどう書くかわからなかったのでしょう。
ワークの問題は「おんぷにいろをぬりましょう」なので、先生としてこれに丸をすることはできません。
でも、これを「やり直し」で突き返したくもありません。
そうか!
問題を変えてしまえば良いのか!
「ドレミを読みましょう」という問題なら、丸をしてあげることができます。
今回は問題を変えて丸をすることにしました。
でも、2回目はないよ!と伝えました。
きちんと与えられた指示通りにこなせるのが一番なのですが、それができない状況の時にどのような行動をとるのか。
ピアノに限らず、生きていく上で大切な力だと思います。
「やってくるの忘れた」「してきてない~」で片付けずに、何とかしようと出来る精いっぱいのことをしたこの生徒さん。
それはそれで、今回の場合はよく考えた行動ではないでしょうか。
長浜市・米原市のピアノ教室【 まごいち音楽教室 】
滋賀県長浜市、米原市のピアノ教室です。生徒募集中。
2025年9月6日
2025年8月30日
《今週のレッスン Vol.461 8/30》 丸シール50枚!
レッスンでは、生徒さんにコインを集めてもらっています。
コインは、いろんな場面で集めることができます。
曲を合格してポイントを貯めたり、毎月の「コインチャレンジ」、ステージでの演奏でもコインを獲得できます。
集めたコインでガチャガチャを回したり、欲しい物に交換したりすることができます。
春頃に生徒さんから要望がありました。
れんしゅうカードに全部シールを貼れていたら(1ヶ月毎日きちんと練習を続けられたら)、コインを1枚欲しい、と。
その希望には沿えませんでしたが、つまり、コインを貰える機会を増やして欲しいということですよね?
何が公平なのか考えてみました。
それで、曲を合格したら丸シールを1枚、それが10枚貯まるごとにコインを1枚貰えるようにしました。
厳しいですが、音楽の世界では結果が全てなこともたくさんあります。
たくさん練習したから評価してもらえるなんていう甘い世界ではありません。
少しの練習でコンクールをどんどん通過していく人もいれば、毎日コツコツと頑張ったのに落選する人もいます。
曲がきちんと完成されているか、それが評価の基準です。
ですから、曲を合格したらコインを1枚というのは、公平と言えば公平だと思います。
ですが、音楽には公平でないところもあります。
評価の基準が人によってバラバラだということです。
何を以て合格とするのか。
間違えずに楽譜通りに弾けることなのか、表現力が素晴らしいことなのか…
圧巻の技術力を見せつけられる演奏も存在します。
技術的にまだまだ追い付かないところがあっても凄く魅力的な演奏も存在します。
何をどう評価するのか、人それぞれです。
この場合なら先生である私の匙加減になってしまいます。
レッスンはコンクールや試験ではないので仕上がりが全てではないはずです。
やっぱり努力やその人らしさも評価してあげたい…
1回限りの審査員に向けた演奏ではなく、毎週会う人間同士のことです。
頑張って練習してきたのがわかる演奏や、習得すべきことがきちんとできている演奏には、丸シールを差し上げたいと思います。
それから、軽い理由がもう一つ。
今まで、曲を合格したら好きなシールを1枚選んで、楽譜に貼ってもらっていました。
小さな生徒さんは喜んで選んで貼ってくれるのですが、生徒さんの学年が上がるにつれ、シールに価値を見出せなくなる生徒さんが増え…
ですので、合格シールは廃止です。
春から始まったこの新しい合格シール。
丸シールを10枚ごとにコイン1枚、シール50枚目はコイン2枚です。
早速、50枚の丸シールを貯めた生徒さん。
たくさんの曲を練習してきて次々と新しい曲に進む生徒さんは、貯まるのが早いです。
少しずつの生徒さんももちろんいますが、着々とみんな貯まってきています。
楽しみながら練習に励んで欲しいです。
コインは、いろんな場面で集めることができます。
曲を合格してポイントを貯めたり、毎月の「コインチャレンジ」、ステージでの演奏でもコインを獲得できます。
集めたコインでガチャガチャを回したり、欲しい物に交換したりすることができます。
春頃に生徒さんから要望がありました。
れんしゅうカードに全部シールを貼れていたら(1ヶ月毎日きちんと練習を続けられたら)、コインを1枚欲しい、と。
その希望には沿えませんでしたが、つまり、コインを貰える機会を増やして欲しいということですよね?
何が公平なのか考えてみました。
それで、曲を合格したら丸シールを1枚、それが10枚貯まるごとにコインを1枚貰えるようにしました。
厳しいですが、音楽の世界では結果が全てなこともたくさんあります。
たくさん練習したから評価してもらえるなんていう甘い世界ではありません。
少しの練習でコンクールをどんどん通過していく人もいれば、毎日コツコツと頑張ったのに落選する人もいます。
曲がきちんと完成されているか、それが評価の基準です。
ですから、曲を合格したらコインを1枚というのは、公平と言えば公平だと思います。
ですが、音楽には公平でないところもあります。
評価の基準が人によってバラバラだということです。
何を以て合格とするのか。
間違えずに楽譜通りに弾けることなのか、表現力が素晴らしいことなのか…
圧巻の技術力を見せつけられる演奏も存在します。
技術的にまだまだ追い付かないところがあっても凄く魅力的な演奏も存在します。
何をどう評価するのか、人それぞれです。
この場合なら先生である私の匙加減になってしまいます。
レッスンはコンクールや試験ではないので仕上がりが全てではないはずです。
やっぱり努力やその人らしさも評価してあげたい…
1回限りの審査員に向けた演奏ではなく、毎週会う人間同士のことです。
頑張って練習してきたのがわかる演奏や、習得すべきことがきちんとできている演奏には、丸シールを差し上げたいと思います。
それから、軽い理由がもう一つ。
今まで、曲を合格したら好きなシールを1枚選んで、楽譜に貼ってもらっていました。
小さな生徒さんは喜んで選んで貼ってくれるのですが、生徒さんの学年が上がるにつれ、シールに価値を見出せなくなる生徒さんが増え…
ですので、合格シールは廃止です。
春から始まったこの新しい合格シール。
丸シールを10枚ごとにコイン1枚、シール50枚目はコイン2枚です。
早速、50枚の丸シールを貯めた生徒さん。
たくさんの曲を練習してきて次々と新しい曲に進む生徒さんは、貯まるのが早いです。
少しずつの生徒さんももちろんいますが、着々とみんな貯まってきています。
楽しみながら練習に励んで欲しいです。
2025年8月26日
ただひたすら恐竜から逃げる
『ジュラシック・パークinコンサート 2025』に行ってきました。
映画に合わせて、音楽はフルオーケストラの生演奏。
フェスティバルホール、指揮は佐々木新平、管弦楽は関西フィルハーモニー管弦楽団です。
ジョン・ウィリアムズの音楽はとても好きです。
でも映画のストーリーはあまりよく知りません。
日本語吹き替え版で席を取ろうとしたら良い席がなく、字幕の日時で席を取ることになりました。
当日はオーケストラをしっかり見て聴きたいから、事前にストーリーを予習…
まずは日本語吹き替え版の英語字幕で見て、次は字幕スーパーで。
ストーリーはとても単純でした。
とにかく、恐竜から逃げる!
逃げる!
逃げる!
もう一押し予習を。
オーケストラスコアを読みたくなりインターネットで検索すると、予想通りめちゃくちゃ高額!
断念…
ステージいっぱいのオーケストラ。
コンサートピースになるような有名なフレーズはともかく、そうではないところの演奏がとても難しそうです。
こんな音もオーケストラから出るのかと驚きです。
指揮者には、キューが来ているのでしょう。
演奏のスタートもですが、テンポも正確に合わせないといけないから大変です。
映像と音楽が完全に一致しなければならない箇所もたくさんあります。
それに、音声や効果音はデジタルで映像と一緒にスピーカーから出てきています。
演奏するのに凄く気になるのではないでしょうか…
オーケストラで効果音的に楽譜に書かれている音もあれば、本当に効果音として出てくるデジタル音もあり…
演奏していれば周囲の音を聴くはずなので、自分たちが出している以外の音が混ざることに難しさはないのだろうかと考えてしまいました。
映像があるので、うっかりそちらに気を取られてしまいそうでしたが、私の中ではメインは演奏。
なかなかきちんと演奏として聴かないような細かいところまで全て生演奏で聴くことができて、とても楽しめました。
やっぱりスコアを見たいな~
効果音的なところの音がどう書かれているのか、とても気になります…
映画に合わせて、音楽はフルオーケストラの生演奏。
フェスティバルホール、指揮は佐々木新平、管弦楽は関西フィルハーモニー管弦楽団です。
ジョン・ウィリアムズの音楽はとても好きです。
でも映画のストーリーはあまりよく知りません。
日本語吹き替え版で席を取ろうとしたら良い席がなく、字幕の日時で席を取ることになりました。
当日はオーケストラをしっかり見て聴きたいから、事前にストーリーを予習…
まずは日本語吹き替え版の英語字幕で見て、次は字幕スーパーで。
ストーリーはとても単純でした。
とにかく、恐竜から逃げる!
逃げる!
逃げる!
もう一押し予習を。
オーケストラスコアを読みたくなりインターネットで検索すると、予想通りめちゃくちゃ高額!
断念…
ステージいっぱいのオーケストラ。
コンサートピースになるような有名なフレーズはともかく、そうではないところの演奏がとても難しそうです。
こんな音もオーケストラから出るのかと驚きです。
指揮者には、キューが来ているのでしょう。
演奏のスタートもですが、テンポも正確に合わせないといけないから大変です。
映像と音楽が完全に一致しなければならない箇所もたくさんあります。
それに、音声や効果音はデジタルで映像と一緒にスピーカーから出てきています。
演奏するのに凄く気になるのではないでしょうか…
オーケストラで効果音的に楽譜に書かれている音もあれば、本当に効果音として出てくるデジタル音もあり…
演奏していれば周囲の音を聴くはずなので、自分たちが出している以外の音が混ざることに難しさはないのだろうかと考えてしまいました。
映像があるので、うっかりそちらに気を取られてしまいそうでしたが、私の中ではメインは演奏。
なかなかきちんと演奏として聴かないような細かいところまで全て生演奏で聴くことができて、とても楽しめました。
やっぱりスコアを見たいな~
効果音的なところの音がどう書かれているのか、とても気になります…
2025年8月23日
《今週のレッスン Vol.460 8/23》 発表会写真③
7月28日(日)、びわ文化学習センターのホールで、発表会を開催しました。
第3部は、中学生と大人の生徒さん。
ドビュッシー/夢
Sさん
シャブリエ/スケルツォ・ヴァルス
Sさん
C.P.E.バッハ/ソルフェジェット ハ短調 H.220
ショパン/ノクターン 第13番 ハ短調 Op.48-1
Eさん
シューマン/飛翔
ブログ掲載のアンケートにご協力くださり、ありがとうございました。
アンケート未提出の方は、いただき次第追加させていただきます。
お写真には、ぼかし処理をさせていただきました。
演奏後にコインを5枚。
ガチャガチャ引き換え券と一緒にお渡ししました。
終演後のガチャガチャ。
みなさん、もう勝手をわかっていてくれるので、運営もしやすいです。
ガチャガチャの中身は例年と同じくクリップ、そしてプログラムと同じ色の缶バッジです。
缶バッジをレッスンバッグに付けてくれている生徒さん、多い方は4つになりました。
毎年同じデザインの色違いです。
今年の記念品は、小さなピアノのシリコンポーチ。
ストラップになっています。
ガチャガチャを回して出てきた番号の袋をお渡ししましたが、色味が3種類ありました。
どの色をお持ち帰りいただけましたか?
これもレッスンバッグに付けている生徒さんがちらほらと。
コインを入れているそうです。
確かに、丁度良い大きさですね!
今回も全員が出演でき、全ての演奏を無事に終えることができました。
選曲、練習から本番まで、ご家族の皆様にたくさんのご協力をいただき、感謝申し上げます。
また、ホールの方、他、たくさんの方にご協力をいただきました。
毎回アナウンスありがとう。
写真撮影をお願いしました。
ありがとう!
たくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。
第3部は、中学生と大人の生徒さん。
ドビュッシー/夢
Sさん
シャブリエ/スケルツォ・ヴァルス
Sさん
C.P.E.バッハ/ソルフェジェット ハ短調 H.220
ショパン/ノクターン 第13番 ハ短調 Op.48-1
Eさん
シューマン/飛翔
ブログ掲載のアンケートにご協力くださり、ありがとうございました。
アンケート未提出の方は、いただき次第追加させていただきます。
お写真には、ぼかし処理をさせていただきました。
演奏後にコインを5枚。
ガチャガチャ引き換え券と一緒にお渡ししました。
終演後のガチャガチャ。
みなさん、もう勝手をわかっていてくれるので、運営もしやすいです。
ガチャガチャの中身は例年と同じくクリップ、そしてプログラムと同じ色の缶バッジです。
缶バッジをレッスンバッグに付けてくれている生徒さん、多い方は4つになりました。
毎年同じデザインの色違いです。
今年の記念品は、小さなピアノのシリコンポーチ。
ストラップになっています。
ガチャガチャを回して出てきた番号の袋をお渡ししましたが、色味が3種類ありました。
どの色をお持ち帰りいただけましたか?
これもレッスンバッグに付けている生徒さんがちらほらと。
コインを入れているそうです。
確かに、丁度良い大きさですね!
今回も全員が出演でき、全ての演奏を無事に終えることができました。
選曲、練習から本番まで、ご家族の皆様にたくさんのご協力をいただき、感謝申し上げます。
また、ホールの方、他、たくさんの方にご協力をいただきました。
毎回アナウンスありがとう。
写真撮影をお願いしました。
ありがとう!
たくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。
2025年8月16日
《今週のレッスン Vol.459 8/16》 発表会写真②
7月28日(日)、びわ文化学習センターのホールで、発表会を開催しました。
第2部は、ポピュラー曲と連弾。
生徒さんが弾きたい曲を弾いてもらっています。
Kさん(小1)
菅野よう子/花は咲く
Rさん(小2)
久石譲/となりのトトロ
唯華ちゃん(小4)
米津玄師/BOW AND ARROW
Yさん(小5)
岡田実音/Happiness
芽依ちゃん(小5)
杉本竜一/BELIEVE
Aさん
大森元貴/僕のこと
久石譲/いのちの名前
Hさん、先生
すぎやまこういち/『ドラゴンクエスト』より 序曲
Hさん(小5)、Rさん(小5)
久石譲/人生のメリーゴーランド
Mさん、先生
F.ロウ/踊り明かそう
ブログ掲載のアンケートにご協力くださり、ありがとうございました。
アンケート未提出の方は、いただき次第追加させていただきます。
お写真には、ぼかし処理をさせていただきました。
第2部は、ポピュラー曲と連弾。
生徒さんが弾きたい曲を弾いてもらっています。
Kさん(小1)
菅野よう子/花は咲く
Rさん(小2)
久石譲/となりのトトロ
唯華ちゃん(小4)
米津玄師/BOW AND ARROW
Yさん(小5)
岡田実音/Happiness
芽依ちゃん(小5)
杉本竜一/BELIEVE
Aさん
大森元貴/僕のこと
久石譲/いのちの名前
Hさん、先生
すぎやまこういち/『ドラゴンクエスト』より 序曲
Hさん(小5)、Rさん(小5)
久石譲/人生のメリーゴーランド
Mさん、先生
F.ロウ/踊り明かそう
ブログ掲載のアンケートにご協力くださり、ありがとうございました。
アンケート未提出の方は、いただき次第追加させていただきます。
お写真には、ぼかし処理をさせていただきました。
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