2017年4月10日

美しい「ひこにゃん音頭」

ビバシティ彦根へお買い物へ。
エスカレーターを降りて行くと、「踊り明かそう」が聞こえてきます。
ラ・フォル・ジュルネのプレイベントということで、声楽のコンサートが始まったところでした。


演奏は、びわ湖ホール声楽アンサンブルの飯嶋幸子さん(ソプラノ)、増田貴寛さん(テノール)、ピアノ伴奏は掛川歩美さん。

演奏中なのに、ショッピングセンターのBGMは鳴ったまま。
オープンスペースなので仕方ないですが、話し声や音楽など、いろんなところからいろんな音が聞こえてきます。
こんな騒がしい所で歌うのは辛いだろうなーと思いながら聴いていましたが、迫力ある歌声は、ショッピングモールの喧騒に勝っていました。

『マイ・フェア・レディ』の「踊り明かそう」から始まり、ヨハン・シュトラウスⅡの「美しき青きドナウ」を二重奏で。
テノールソロで、ロッシーニ『音楽の夜会』より「ラ・ダンツァ」。

後半は、ヨハン・シュトラウスⅡのオペレッタ『こうもり』より3曲。
ソプラノソロの「公爵さま、あなたのようなお方は」。
「時計の二重奏」ではソプラノの飯嶋さんがマスクをして登場、懐中時計の小道具もあり、ちょっとしたオペレッタ気分。
最後は「シャンパンの歌」で華やかに終わりました。

プログラムの途中には「ひこにゃん音頭」も。

ひこにゃん ひこにゃん ひこにゃんにゃん!
このフレーズ、耳に残る…


ドレスとタキシードで猫の手。
美しい歌声で聴くと、可愛い「ひこにゃん音頭」が何だか貴族が歌うような歌に思えてきます…

声楽家さんみたいにお腹から思いっきり歌えたら、スッキリするだろうなー。
学生時代には声楽のレッスンも受けていて、思いっきり歌った後はいつもすがすがしい気分でした。
プロの演奏を聴いて、久しぶりに私も歌いたくなりました。

アンコールは、レハール作曲 『メリー・ウィドウ』より「唇は語らずとも」。
いつの間にか、お客さんがたくさん集まっていました。
今年のラ・フォル・ジュルネは行くつもりをしていなくて、チケットを買っていないのですが、演奏を聴いてプログラムのチラシを見ていると、やっぱり行きたくなってきました。
どうしようかなー。
まだ席残っているかな…

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