2017年4月19日

≪まごいちピアノ日記 No.016≫ DIAPASON (GP)

ディアパソンは、“日本でヨーロッパ製のピアノに負けない理想的なピアノを”という目標で、天才的技術者と言われた大橋幡岩(オオハシ ハタイワ)が、ベヒシュタインをモデルにして理想的なピアノをめざして設計、製作したピアノです。

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DIAPASON
株式会社 ディアパソン
日本/静岡県浜松市
1948年(昭和23年)に大橋幡岩によって第一号を完成
現在は株式会社河合楽器製作所の子会社
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ディアパソンが理想としているのは「純粋な中立音」。
ピアニストがこの音を出したいと望んだときにその音が出せるように、音それ自体に余分な個性がなく、余計な色づけもされていない状態です。


借りたピアノ
■2015年7月9日 大阪府吹田市
■機種:DIAPASON DR-30
■製造番号:0124090
■部屋の広さ:不明 広い

練習でお借りしたディアパソンのピアノは、高音から低音までの音色が均一でした。
本当に良い意味で個性がないので、弾き手のセンスが問われます。


譜面板がオシャレなロココ調。
写真では金の装飾が埋め込まれているのかと思っていたのですが、実際はくり抜かれていました。


ディアパソンのピアノには、たまに出会います。

あるホールで出会ったディアパソンは、とても良い音で弾きやすかったのですが、非常に古く、調律をしてもすぐに狂ってしまう状態でした。
ピン板(チューニングピンを差している何層にもなった板)の穴が緩くなってしまっているため、弦がすぐに緩んでしまいます。
この場合、チューニングピンを太いものに取り換えるなどの必要があるとのことでした。

ある調律師さんの工房で出会った中古のグランドピアノは、驚くほど上質で、何を弾いても馴染む仕上がりでした。
しかもお値段も良い感じ(90万円代だったような)で、タイミング良く出会っていたら買ってしまいそうなほど。

良く調整されたディアパソンは、価格以上の価値があるピアノかもしれません。

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