2017年9月13日

≪まごいちピアノ日記 No.029≫ Essex Piano (GP)

久しぶりのピアノ練習室レンタルで、エセックスのグランドピアノを弾いてきました。
スタインウェイ&サンズの第3ブランド。
ピアノ屋さんの店頭では良く見かけます。
私には、店頭で堂々と弾く度胸がありませんので、練習室で弾けるところがないかと探していました。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
Essex Piano
(Steinway Musical Instruments Inc.)
Steinway & Sonsの第3ブランド
スタインウェイ設計
グランドピアノは韓国/Young Chang社で製造
EGP-155シリーズは中国/Pearl River社で製造
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

借りたピアノ
■2017年9月8日 奈良県生駒市
■機種:Essex EGP155
■製造番号:E110958 (製造年不明)
■部屋の広さ:狭い部屋に2台 (床、壁、天井に吸音)


太くやわらかい音。
どれだけ強く弾いても決して音が壊れなさそうな安心感…
カツンと打鍵すると少し固めの音を出すこともできます。
やわらかい音との違いがはっきりあり、この音の出方のおかげで内声を聴かす弾き方がとても容易にできます。

ペダル無しで二声や三声の曲を弾くとまろやかな音で可愛く、重音の時には音と音が馴染むので美しいです。
速いパッセージもコロコロと粒揃いが良く、美しいです。

スタインウェイと似ていると思ったのは、反応が早いこと。
打鍵と同時に音が鳴り響きます。
速く弾きたくなるかと思ったら、曲によっては普段よりもゆっくり弾きたくなる曲もあります。
淡々とした曲やスローな曲は、ゆったり弾いた方が美しかったです。

そして、圧倒的なボリューム。
小さなグランドピアノとは思えないほどの大音量です。
なかなか減衰せず、常に音がプラスされていき、どんどんどんどん増幅…
弾き手の近くでぼわーんと漂います。


100万円台半ばのお値段で、スタインウェイ設計のグランドピアノが買えるというのは、とてもお得なのかもしれません。


ピアノのインテリア性にもごだわりがあるようで、著名な家具デザイナーのウィリアム・フェイバー氏とコラボレーションしているそうです。
お借りした練習室のピアノは、赤い木目が非常に綺麗でした。

【まごいち音楽教室】
TEL:080-3130-7057
メール:mago1.klavier@gmail.com