私「店頭にカシシってありますか?」
店員さん[以下、店]「え?何ですか?」
私「カシシです。」
店「カシスですか?」
(それは食べ物だよ。) ← 私の心の声です。
私「カシシです。」
店「カスス?」
(そんなに訛ってないと思うけど…)
私「カシシです…」
店「え?」
(絶対お店で取り扱ってないやん!)
私「カシシです。あのー、ドレミファソラシドのシです。」
店「カシシ…」
(やっと伝わった)
店「それは、どのような楽器ですか?」
( … )
カシシというのはアフリカの民族楽器で、木で編んだ円錐状のカゴの中に小石、豆、木の実などを入れた打楽器で、マラカスのように振って音を出します。
底の材質は、皮や木材、瓢箪など様々です。
中に入れる物や底の材質で音色が変わります。
店「あー!それは、今置いていないですねー。」
(ですよね…)
インターネットでも購入できますが、1つずつ違う音色がするので、実際に音を聞かなければ買えません。
京都へ行くことがありましたので、民族楽器コイズミさんへ寄って来ました。
色鮮やかなカシシがたくさん!
大きさも素材もいろいろ、2つ連なった物もあります。
シャカシャカと振って音を出し、今回はちょっと低めの落ち着いた音色の物をひとつ購入しました。
お店のお兄さんは、シャッシャッっと鋭くスマートに鳴らしていらっしゃいましたが、私が振るとガシャッガシャッ。
何だか不細工な音…
少し修行が必要かもしれません。