2018年1月24日

オルゴールの響板探し

富士山の麓、河口湖オルゴールの森美術館。
オルゴールだけでなく、自動演奏楽器の展示もあって素敵な博物館です。


ベルギーのモティエ社製造の世界最大級のダンスオルガンの実演は迫力満点でした。


フルートやトランペットの音色を出すパイプは約800本、ドラムやベルなどの打楽器も組み込まれていて、壁際の人形たちも曲に合わせて動きます。
部屋全体が楽器になっていてかなりの音量です。
1920年に作られたもので、スケートリンクやダンスホールに設置されていたので、ダンスオルガンと呼ばれます。


いたる所にピアノが置かれていて、1日に何度もいろんな生演奏が行われています。
ヴァイオリンとピアノの生演奏をバックに、サンドアートを鑑賞しました。
「鶴の恩返し」です。
サンドアートを初めて見たのですが、物語が途切れることなくどんどん展開していき、見入ってしまいました。


自動演奏楽器の中には、ヴァイオリンの自動演奏もありました。


通常のヴァイオリンは、本体を固定し、弓で弦を擦って音を出します。
自動演奏楽器では、それが逆になります。
弓はフラフープのように輪になっていて、回転し続けています。
その輪の中に設置されたヴァイオリン本体が、音を出す時だけ弓の方へ動いて弦を擦られに行くという仕組みです。


手回しオルガンとソプラノ歌手さんの「Ombra mai fù」を聴きました。
オルガンを回すのがとっても上手!
拍が揺れることがないよう、ちゃんと速さを調節して回されていました。

お土産にオルゴールを買って帰ろうと思っていたのですが、ケースと曲にピンとくる物が無く…
体験コーナーに売っていた、ケース無しの手回しオルゴールを買ってきました。
曲は、J-POP、アニメ、クラシック、日本の童謡、迷うほどたくさんありました。

ミュージカル『キャッツ』の「メモリー」にしました。
オルゴールの細くてすぐに消えていく音色と曲調がぴったりです。


箱無しのオルゴール。
オルゴールをピアノの響板にくっつけると、オルゴールの音が増幅されます。


もともとピアノの弦の音はとても小さく、それを大きく聞こえるようにスピーカーの役割をするのが「響板」と言われる、ピアノの心臓部です。
響板には、スプルースという木が使われていることがほとんどですが、スプルースでなくても、音を増幅できる物はたくさんあります。

いろんな物にくっつけて鳴らしてみましょう。

ダイニングテーブル。


音は増幅されますが、楽器用に均等に調整された木でないので、音にムラがでます。
ファ♯だけよく鳴ります。
ちょっとビリビリして聴き心地が良い音色ではありません。

プラスチックの箱。


バリバリいいます。
美しい音ではありません。
行き先が定まらず、不安定な音に、ぅわぅわぅわ~とエコーがかかって気持ち悪いです。

コルクの鍋敷き。


オルゴールの細い音がまろやかになります。
音量は少し大きくなりますが、どちらかというと吸音する方の素材だと思います。

手回しのオルゴール、拍がかたよらないように均等に回すのがとても難しいです…

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