2018年2月10日

≪今週のレッスン Vol.11 2/10≫ 遊び弾きから

アニメの主題歌や童謡などのメロディを、ピアノの鍵盤を探りながら弾いてくれる生徒さんがいます。


基本的に、レッスンではピアノの演奏がメインですが、楽譜を読んで正しくピアノを弾くこと以外のレッスンもしています。
聴いた音やメロディを、ピアノで弾いたり、楽譜に書き取ったり。

移調奏や伴奏付けも少ししています。
曲の高さを変えることを「移調」と言います。
弾けるようになったメロディを、今度は「ラ」の音から、「シ」の音からなど、いろんな場所から弾きます。
ちょっと変な時は、黒い鍵盤を弾いてみましょう。

伴奏付けは、主要三和音(ドミソ、ドファラ、シレソ)のカデンツを弾くことから始めます。
この三和音がすぐに弾けるようになって、響きを覚えられたら、メロディに合う和音を付けていきます。
和音の響きの特徴とカデンツがきちんと身についていれば、それほど難しいことではありません。

難しそうに思えますが、子どもたちは意外とできるものです。
移調奏や伴奏付けなどは、特にテキストを決めて進めているわけではありませんが、様子を見て出来そうなことから遊び感覚でスタートします。

移調や和音付けの能力があると、今後のピアノの上達にかなりの差が出てきます。
知らず知らずのうちに音楽理論の内容を身につけていることになりますので、譜読みが早くできたり、作曲ができたり、様々なメリットがあります。

耳で聞いたメロディをピアノで探りながら弾いてみたり、いつもの曲をちょっと面白いバージョンで弾いてみたり、遊びながら自由にピアノを弾くのが一番です。

そうして身に着いた音感や能力をピアノで発揮するためには、それなりの演奏技術が必要です。
宿題のピアノの練習もしっかりね!


では、次のレッスンで!

【まごいち音楽教室】
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