先生と一緒に練習をするところではありません。
子どもも大人も一緒です。
たまたまレッスンで上手に弾けても、練習してきていなければ、それはその時に偶然弾けただけだとわかります。
ボロボロだったとしても、一生懸命に練習してきたのなら、それもわかります。
いつも間違えていてやっぱり間違えたのか、いつもは間違えていないけれどその時だけ間違えてしまったのかは、演奏を聴けばわかります。
手直しするところがある場合も、たくさん練習をしてきていれば、すぐに直ります。
正しく丁寧に弾いてくることはもちろん大切なことですが、それよりも、どれだけその曲を自分の中に取り込んで消化してきたか、ということです。
変える(直す)ためには違いを理解すること。
今自分がどのように弾いているのかということと、どう変えるのかということがわからなければ変えられません。
その場で譜読みをしながら弾いて、ここをこう弾きましょうというアドバイスをして、その時にできたとしても、それでは身についてはいないのです。
帰ったら何も残っていません。
同じレッスン時間やレッスン料金でも、練習の量と質によって、レッスンで得られることが変わります。
そんなことより、練習をせずに受けるレッスンは、とっても気まずいです…
