モーツァルトは、キラキラにこにこ。
お喋りしているみたいで楽しい。
ただ、モーツァルトの曲は怖くもあり…
1音もはずせないプレッシャー。
ひとつでも欠けると台無しです。
モーツァルトのソナタは、大人になってから弾くのが難しくなりました。
子どもの頃の方が良く弾けていた気がします。
昔は指が良く回る子だったので、モーツァルトのソナタは得意でした。
それに、あまり深く考えずに天真爛漫に弾いた方が、上手く弾けるような気もします。
いろいろ知って、いろいろ考えることは良いこと、絶対にプラスにはなるのですが、その分、悩み事も増えるのです。
モーツァルトの頃のハンマーフリューゲル。
金属のフレームはありません。
鍵盤はとても軽く、音も細いです。
現代のピアノでの弾き方をそっくりそのまましても、曲にはなりません。
そして、基本的にペダルを踏んで弾くピアノではないのだと思います。
この生徒さん、モーツァルトのソナタは次回のレッスンでおしまいになりそうです。
どんなふうに仕上げてくれるか楽しみです。