こどものプレハノン。
指の体操のような、4~16小節の短いパターンが書かれた教本です。
メトロノームに合わせて弾きます。
まずは、四分音符=80から。
次は100で。
どちらのテンポもきっちりと合わせて弾いてくれた生徒さん。
「じゃあ、もうちょっと速くでやってみよう」と、120で弾いてもらいました。
何だかとても楽しそうに弾いているなーと思いながら聞いていました。
弾き終わると「この速さ、私に合ってる!」と、生徒さん。
ちょうど弾きやすい速さだったようです。
ゆっくりの時の正確さに加えて、エネルギーのある弾き方でした。
たまに、ひたすら速く弾くことを目指す人がいます。
もちろん、速く弾けるのは素晴らしいこと。
ゆっくりのテンポでは弾けないけれど速いテンポなら弾けるという人がいますが、それは速く弾いてごまかしているだけ。
ゆっくり弾くと、音の粗が目立ち、難しいものです。
どんな速さでも弾けることが本当の上手ですよね。
では、次回のレッスンで!