ゆっくり間違えないように確実に。
よく弾けています。
でも、楽譜の速度表示は「Allegretto」。
Allegrettoだから、もうちょっと速い方がいいよね、少し速くしてみよう。
ゆっくりきちんと練習してきているので、少々テンポを上げても上手に弾けました。
もちろん合格です。
次の曲をやってきましょう、と、ページをめくりました。
生徒さんは、速度表示を確認しました。
学習したことを合格になったから終わりにするのではなく、次の曲にもきちんと繋げているのは素晴らしいですね。
曲の冒頭には「Moderato (ふつうのはやさで)」と書かれています。
すると、それを見た生徒さん、「私の普通と、この本の普通は、同じじゃないやん!」と。
ごもっとも。
普通の速さとは、速くもなく遅くもなくということだと思います。
曲の速さをどう決めるか。
速度表示が速くても遅くても、普通の速さでも、その曲に一番合った速さで弾かなければいけません。
「○○ちゃんの普通で弾いてきて」と伝えてみました。
いつか「普通の速さ」を理解してくれる時が来ればいいな…
どんな速さで弾いてくるのでしょう。
次のレッスンが楽しみです。