曲の完成形のイメージも大切ですが、ピアノを弾く姿をイメージできるか、それも大切なことです。
ピアノを弾く姿を見たことがあったり、自分がピアノを弾くイメージを持っている生徒さんは、自然とピアニストの格好で弾いてくれます。
教えなくても、プロのピアニストのように座り、そのような手つきで演奏してくれます。
ですが、ピアノを始めたばかりの生徒さんのレッスンでは、もしかして、一度も生のピアノ演奏を見たことがないのでは?と思うようなことがたまにあります。
1拍や2拍の短い休符の間に、片手を膝の上に下ろしたり、音域が変わる度にお尻を左右に移動したり…
ピアノは身近にある楽器ですが、きちんと聴いたり見たりすることは、意外と少ないのかもしれません。
せっかくピアノを習っていて弾けるのですから、積極的に生演奏でピアノを体感してほしいです。
どんな姿勢?
どんな弾き方?
どんな音?
きっと、レッスンで教わるよりもたくさんのことを得られるはずです。
この辺りでは、コンサートは多くはありませんが、プロの演奏でなくても構いません。
上手な友達の演奏でも良いのです。
ピアニストの自分が想像できるようになりましょう!