2021年2月19日

チラシが欲しい!

演奏会や美術展へ行くと、チラシを貰って帰ってチケットやプログラム、作品リストなどと一緒にファイルしています。

インターネットで演奏会や美術展の情報を得ることが出来るようになったので、最近は、会場へ行ってから初めてチラシを手にすることも多くなりました。
人気の演奏会や展覧会だと、チラシが残っていなくて、残念な思いをすることも…

さて、岐阜県美術館で『三菱一号館美術館共同企画 1894 Visions ロートレックとその時代』を見てきました。



今回もチラシをまだ手に入れていなかったので、一通り見た後、館内でチラシ探し。
それが、どこにも無い!
探しても探してもありません。
新聞の号外のような物は置いてあるのですが、チラシがないのです。


もしかして、もう全部はけてしまったのかな?
スタッフの方に「チラシが欲しいんですけど…」と言うと「この新聞がチラシなんです」とのこと。


ロートレックの時代のチラシは、こういう新聞のような物だったそうで、それに倣ったようです。
主催者でもある岐阜新聞。
面白いです。

折りたたまなければいけないし、折った分嵩張るし、水気にも弱いし破れやすいし…
しかも広げるともちろん新聞サイズで大き過ぎて読みにくい…


一般的な美術展のチラシとは異なるチラシ。
それが目立つのか、そうでないのか。

演奏会や展覧会のチラシはA4サイズの厚紙と思い込んでいるところがあります。
例えば、小さくて派手なフライヤーはライブハウス、葉書サイズの物はギャラリーの展示だと思っていてあまり興味はないし、色付きの紙に輪転機で刷ったような白黒の文字だらけの紙は公民館などの催し、A4を三つ折りしたような物は施設の案内でイベントのチラシではない…

チラシコーナーへ行くと、1つくらいは自分の興味に当てはまるものがあるのではないかと隅から隅まで見てしまいます。

もしその中に新聞が置いてあったら、私はそれをちゃんと見て手に取るだろうか…

他とは違う物は目立ちますが、同じ物の中に紛れた方が効果がある場合もあるのではないでしょうか。
この場合はどうなのでしょう。

本棚に10年分以上のチラシがありますが、新聞紙のチラシは初めてです。
大切にコレクションしておきます!


【まごいち音楽教室】
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