2021年1月16日

≪今週のレッスン Vol.163 1/16≫ みんなの感想

「鑑賞シート」は、音楽を聴いて感想を書いて提出しましょうというプリントです。


出しても出さなくてもどっちでも良いよーというスタンスですので、出していなくても催促はしません。
そうすると、積極的に書いてきてくれる生徒さんと、全く出さない生徒さんに分かれますね…

ピアノを学ぶ上で、聴くことはとても大切なことです。
機会があればきちんと生演奏を聴いて欲しいですが、こんな状況なので、演奏会へ行きましょうと言い辛いのが困ったところです。
それでも、様々な媒体で音楽を聴いたり演奏を見たりすることができるようになったので、ありがたいです。

宿題に出すわけではありませんが、昨年末のレッスンで、1枚ずつ鑑賞シートをお渡ししました。
そして、年の初めに生徒さん専用ブログを更新。

年の始めと言えば、ウィーンのニューイヤーコンサート。
「ウィンナーワルツを聴いてみよう」というタイトルで、ニューイヤーコンサートの簡単な説明を記事にしました。

毎年1月1日、オーストリア・ウィーンの楽友協会では、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートが開かれています。
プログラムは、シュトラウス一家や同時代の作曲家の、陽気な曲が中心です。
2021年のコンサートは、リッカルド・ムーティの指揮で行われました。
このコンサートは、テレビ中継により、現在では世界の90か国以上に配信されていて、滋賀県では、2021年1月1日(金) 19:00~22:00、NHKのEテレで放送されました。

さて、今週のレッスン。
次から次へと提出される鑑賞シート。

鑑賞シートの曲目は、基本的にクラシックのみ受け付けていますが、未就学の生徒さんは、何でもokにしています。
ブログで紹介したニューイヤーコンサートの曲目を聴いて感想を書いてきた生徒さんや、自分でテレビ番組やCDから感想を書いてきた生徒さん、様々です。

インターネットへの掲載許可をいただいたものから、いくつか紹介します。

NHKの番組「ムジカ・ピッコリーノ」を見た年長さん。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / Can't Stop


年長さん。
HNKの番組「らららクラシック」から。
「三浦文彰×辻井伸行 “デュオ”の秘密」というテーマの放送だったようです。
服部隆之 / 「真田丸」メインテーマ
三浦文彰(Vn)、辻井伸行(Pf)


小学2年生の生徒さん。
ヨハン・シュトラウス 2世 / ワルツ「春の声」Op.410
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、カルロス・クライバー(指揮)


小学3年生の生徒さん。
ヨハン・シュトラウス2世 / ポルカ・フランセーズ「クラップフェンの森で」 Op.336
ウィーン・フィルハーモニー交響楽団


音の長さに注目するようになったり、指の動きを見たり、情景を想像したり…
ピアノの練習を続けていると、聴くポイントや曲の受け取り方が変わってくるものです。
少し前の鑑賞シートの感想と比べると、こんなことを書くようになったのかーと、感心させられます。

掲示okのシートは、教室の壁に貼らせていただきましたので、ぜひ読んでください。

【まごいち音楽教室】
TEL:080-3130-7057
メール:mago1.klavier@gmail.com