紅茶を買いました。
「SYMPHONY OF TEA」という商品で、紅茶が5パック入っています。
DONKEY PRODUCTSというドイツの会社の商品です。
紅茶は、インドのアッサムティー。
カップに作曲家の腕をかけてお湯を注ぎます。
モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナー、ショパン、ベートーヴェンの5人。
ドイツの商品なのに、バッハが入っていないのは何故でしょう…
モーツァルトは、右手に縦笛、左手にはモーツァルトクーゲルを持っています。
ヴェルディは、左手に『La Traviata (椿姫)』と書かれた紙を持っています。
楽劇『Der Ring des Nibelungen (ニーベルングの指環)』を作曲したワーグナーは、左手に黄金の指輪を持っています。
腕輪くらいの大きさになってしまっています…
鍵盤を纏い、右手に『Polonaise』と書かれた紙を持っているのは、ショパン。
ショパンは、紅茶というよりはチョコレートのイメージ。
毎朝、一口サイズの小さなカップで「ショコラ・ショー」を飲むのが日課でした。
チョコレートをミルクに溶かした飲み物で、いわゆるホットチョコレートです。
ショパンは、ショコラ・ショーにスミレのクリスタリゼ(砂糖漬け)を入れて飲んでいたそうです。
ベートーヴェンは、右手にト音記号、身体の前には『交響曲 第5番「運命」』の楽譜があります。
耳には補聴器を付けています。
なんだか他の作曲家に比べて持ち物が多いですね。
ベートーヴェンは、コーヒーにこだわりがあり、毎回、豆の数を数えるほどの徹底ぶりでした。
さて、誰から頂くか悩むところです。
味は全て同じ。
作曲家で選ぶなら音楽史順がしっくりくるような気がします。
モーツァルトからいただきます!
凄くお洒落な紅茶です…
以前、ピアノの先生から紅茶の葉をいただいたことがあります。
モーツァルトという名前の紅茶なんだとおっしゃっていました。
それは、チョコレートが香る甘くて凄く美味しい紅茶でした。
今回のアッサムも美味しかったですが、このチョコレート風味の紅茶、また飲みたいなー。