2021年5月15日

≪今週のレッスン Vol.180 5/15≫ おおスザンナ

「おおスザンナ」という曲があります。
有名な曲です。
1848年にフォスターが作曲したアメリカの歌で、西部開拓時代に一攫千金を夢見て馬車で旅を続ける人々の間で大流行しました。

ドレミファソラの7音しか使っておらず、とても音域が狭いので、大抵の人が難なく歌えるようになっています。
歌いやすいことが、大流行した理由の一つかもしれません。

さて、今週、「おおスザンナ」の曲をレッスンに持ってきた生徒さん。
良く弾いていましたが、もう少し練習を重ねると更に良くなるだろうと、もう一度宿題にすることにしました。
それで、生徒さんの連絡ノートの宿題のところに「おおスザンナ」と書きました。

すると、生徒さんが「何で『おお』だけ平仮名なん?」と。
私は、生徒さんが言っていることの意味がわかりませんでした。
曲のタイトルは「おおスザンナ」。
スザンナはアメリカ人の名前なので、カタカナで書くべきでしょう。
「おお」だけ平仮名の意味がわからず、「え?どういうこと?」と聞くと、生徒さんが「全部カタカナやで」と言うのです。

もう一度、生徒さんの楽譜を見ると、タイトルは「オオ スザンナ」と書かれていました。


生徒さん、「オオって何?」と言いました。
「オオ」って、「Oh」でしょ?
私は当然そうだと思っていました。
ですが、そう言えば英語表記のタイトルにきちんと注目したことはありませんし、曲は知っていますが、歌詞はきちんと知りません。
と言うか、「Oh Susanna」だと思い込んでいるので、調べようと思ったことすらありませんでした。

確かに、「Oh!」を「おお!」や「おぉ!」と書かれているのは見たことがありますが、「オオ」と書かれているのは見たことがありません。
生徒さんが言うには、この「オオ」は、「大」かもしれないし、「多」かもしれない。

「オオ」って何?
これは、先生の宿題にさせてください。
ということで、調べてみました。

結論は、やっぱり「オオ」は「Oh!」でした。
タイトルは「Oh! Susanna」で、歌詞の中にも「Oh! Susanna, do not cry for me」という部分がありました。

常々、生徒さんに言っていることがあります。
楽譜に書かれていることは全部見ましょう。
タイトル、作曲者、曲想や速さ…
レッスンでのメモやコメントも。
挿絵があれば、それも見ましょう。

今回、生徒さんは、きちんとタイトルを見ていました。
楽譜の隅々まで見られていなかったのは私のほう。
知っている曲だから…と、思い込みで進めるのではなく、私も、きちんと見なければなりませんね。

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