「アヴィニヨンの橋の上で」という曲があります。
明るく楽しい、とても有名な曲です。
「アヴィニョンの橋ってどこにあるんやろね。」とボソッと言った私を、不思議そうに見る生徒さん。
タイトルのすぐ下に「フランス民謡」と書かれているのですから。
フランスに決まっています。
レッスンで「楽譜は隅々まで良く見なさい」と度々言っているのにね…
アヴィニョン(Avignon)は、フランス南東部の都市です。
「アヴィニョンの橋の上で(Sur le Pont d'Avignon)」は、ローヌ川に架かるサン・ベゼネ橋が題材となっている曲で、15世紀頃に作られました。
とても上手に弾いて、もちろん合格。
合格シールを1枚選んで、それを橋の上に貼った生徒さん。
そのシールがウルトラマンの怪獣。
詳しくないので自信がないですが、調べたところ「ゴモラ」でしょうか。
数枚の合格シールの中からそれをチョイスした生徒さん。
明るく平和な曲の挿絵と上手く組み合わせて、なんだか物語でも始まりそうです。
アヴィニョンの橋の上に怪獣!
それを見て楽しくなってしまった私は「もう1枚貼って対決させへん?」と。
生徒さんは、これなら倒せそう、と、もう1枚選んで貼ってくれました。
包帯でぐるぐる巻きの怪獣、武器を持っていますね…
ちなみに、歌詞は「アヴィニョンの橋の上で 踊るよ 踊るよ」という内容で、1番は紳士、2番が婦人、3番が兵士で4番では音楽家が踊ります。
つまり、この2体の怪獣は、戦っているのではなく、仲良く踊っているということですね!