夏休みが終わり、2学期が始まりました。
今年の夏は、コロナの話題ばかり。
緊急事態宣言も出て、自粛の毎日、帰省やお出かけがしづらい夏休みになってしまいましたね…
何だか夏を過ごした気がしません。
さて、ピアノでは、夏はコンクールの季節。
教室から、4名の生徒さんがコンクールに出場されました。
小学5年生の聖理ちゃん。
平吉毅州「真夜中の火祭」。
楽譜を正しく弾くだけでは仕上がらない曲を、よく表現するところまでできました。
講評では、強弱やタッチの変化を褒めていただきました。
才能がある生徒さんですから、自信を持って弾いてくれるようになると良いですね!
小学4年生のYちゃんは、エルメンライヒ「紡ぎ歌」を演奏。
レッスンでは、毎回確実に上達していくので、期待以上の仕上がりになりました。
本人に本番の感想を聞くと、緊張して覚えていないとこのこと…。
この年齢になったら、自分の状況がわかって緊張するようになりますよね。
それでも、落ち着いて丁寧に弾けていた、楽しそうに表現できていたとの講評をいただきました。
次は今回以上の結果を!と本人も言ってくれているので、またコツコツと練習を続けましょう。
小学2年生のAちゃん。
ベートーヴェン「ソナチネAnh5-1 第1楽章」を演奏。
どの審査員の先生からも、とても丁寧に弾けているとの講評をいただきました。
音楽を「歌う」ということがだんだんとできるようになってきました。
技術的にも安定していますし、たくさんの音色を持っている生徒さんです。
これから経験を積んで、いろんなことを吸収し、もっともっと素敵な音楽を作ってくれると期待しています。
小学1年生のりんちゃん。
ケーラー「おたんじょう日マーチ」を演奏。
あいの土山ピアノコンクール チャレンジコース未就学児~小学3年生部門 奨励賞をいただきました!
おめでとうございます。
テンポ、強弱、表情が良いとの講評をいただきました。
表現力に◎をいただけたのは、とても嬉しいことですね。
特に、左手の伴奏の「トントントン」が良かったとのこと。
この曲が、りんちゃんにピッタリだと思ってオススメしたので、指導者としては大成功でとても嬉しいです。
コンクールですから、今回、満足いく結果をいただいた生徒さんも、そうでなかった生徒さんもいると思います。
年齢が上がるにつれ、コンクール慣れしている参加者も多くいるので、本人が何としてでも入賞したい!と思わなければ戦えなくなってきます。
今回は他の出場者の演奏を聴く機会には恵まれませんでしたが、一度の舞台で学ぶことはとても多いです。
人前で演奏して得られること、他の人の演奏を聴いて得られること、それは、何十回レッスンを受けても、本番の空気でしか得られないことです。
今回出られた生徒さんは是非次の機会も、また、他の生徒さんも機会があれば挑戦していただきたいです。
そして、いただいた講評や結果は演奏者に宛てられたものですが、指導者へのアドバイスや評価でもあります。
良いと言ってくださったところは自信を持って、改善点はこれからの課題に…
小さな部門では可愛さやその子らしさを評価して貰えることもありますが、そのうち技術力や表現力で勝負しなければならなくなります。
普段のレッスンで、腕や手の使い方、テンポや拍子感など、細かいところをきちんとレッスンしなければと再確認しました。
こういう状況の中でも、ライブで開催してくださったことは、とてもありがたいです。
感染対策でホール客席は完全に無観客、保護者の方とずっと一緒にいられず、初めての舞台の生徒さんにとっては不安も大きかったでしょう。
音楽だけでなく、いろんな面で大きく成長されたのではないかと思います。
まずは本人の頑張りに拍手ですが、ご家族のご協力に感謝です。
まだまだ小さな教室ですが、立派に演奏できる生徒が増えてきて、ありがたいです。
先生から、ちょっとした雑貨とコイン5枚をご褒美に…
最後に、お写真等の掲載に関して快諾してくださり、ありがとうございました。
お写真には、ぼかし処理をさせていただきました。
今後、掲載okなお写真等いただけましたら、記事内に追加させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。