生徒さんとそのお父様と話していたこと。
そのご家族は皆さん面倒臭がり屋さんなのだそうです。
私も、根っこは面倒臭がり屋な性格なので仲間です。
面倒臭いからやらない!は駄目ですが、どうしたら楽できるのかを考えるのは良いことだと思います。
世の中の発明は「いかに楽をするか」から生まれてくるものだと思っています。
車、ミシン、洗濯機、パソコンにプリンター、食器洗い乾燥機…
周りを見れば、自分を楽させてくれる物ばかり。
本音を言えば、私はピアノの練習だって楽をしたい!
やらなくても良いならやりたくないし、効率よくして短時間で終わらせたい。
締め切りに合わせて行動するタイプなので、最初はだらだらモード。
明日で良いことは、明日にする!
確定申告なんて、毎年、締め切り寸前です。
自分の力量はわかっているつもりなので、幸い、間に合わなくて困ったことはないと思います。
ただ、ピアノはそうはいきません。
毎日コツコツすることが大事。
例えば、1週間1日1時間ずつ練習した7時間と、レッスン前日だけの7時間。
練習時間は同じなのに、出来上がりは全然違います。
一夜漬けではどうしようもないことは、よくあります。
さて、お話していた生徒さん、面倒臭がり屋と言っていますが、きちんと毎日練習しています。
そして、とても上手にピアノを弾きます。
もしかしたら、いかに楽をするかを考える面倒臭がり屋さんは強いかもしれませんよ?