「オルガンピアノの本」というテキストがあります。
そのテキストの最初に、自分の手の形をなぞってかくページがあります。
ピアノを始めた頃はどれぐらいの手の大きさだったか、良い思い出になるページだと思います。
左手をドンとしっかり置いて、鉛筆で形を取っていきます。
右利きの生徒さんなら、左手は上手にかくことができます。
逆は大変ですね。
右手をドンと置いて、左手で鉛筆を持って…
まだ鉛筆に慣れていない生徒さんだと、右手が紙の上を動いてしまうか、鉛筆が手を離れてしまうかして、一回り大きな手になってしまいます。
さて先日、このテキストを始める生徒さんに、このページを宿題にしました。
次の週のレッスン、そのページを見てびっくり!
なんと、爪にはマニキュア、指にはリング、そしておしゃれな袖。
今まで何人もの生徒さんにこのページを宿題で出しましたが、服を着せてきた生徒さんは初めてです。
真面目に丁寧に宿題をしてくる生徒さんも大好きですし、こんなところでも個性を発揮できる生徒さんも大好きです。
あまりにもかわいいので、思わず写真を撮らせてとお願いしてしまいました。
お写真の掲載に関して快諾くださり、ありがとうございました。