レッスンに慣れてくると少しふざけたりする生徒さんもいるものです。
「足台の高さはこれでいい?」と聞くと、少し足の裏を浮かせて、もう少し高くしてほしいと言う生徒さん。
足台は、どう見ても十分な高さなのですが…
足の裏は、床や足台に自分から付けに行かないと付かないもの。
十分届くところに床があっても、かかとを浮かせていたり、足先が浮いていたりする人もいます。
床や足台の方から近づいてきてくれるなんて事ありません。
さて、足の裏を足台から1cmほど浮かせている生徒さん。
足台を上げることはできません。
「今日は空気足台で踏ん張って弾くならそれでもいいよ」と言うと、さすがに辛いと思ったのか、足の裏をつけてくれました。
足元のことは、ピアノに限らず日々の習慣でもあります。
食事をしている時、足はどうなっていますか?
勉強や読書をしている時、足はどうなっていますか?
レッスンで足が美しくなっていなければ、もちろん注意をしますが、お家でも普段の生活で気をつけてくださるとありがたいです。