愛荘町立歴史文化博物館で、太鼓の展示を見てきました。
1室のみの小さな展示で、太鼓の展示が19点、太鼓作りで用いる道具が10点です。
太鼓と一括りにしても、素材や形状が違うだけでなく、音の出し方もそれぞれ違います。
叩くという行為はとても原始的なことで、楽器の中でもとても歴史が長い太鼓。
ただ、木や石を打つことに比べると「皮を張る」ということは高度なことで、未だに皮を張った太鼓を持たない民族もいるようです。
音楽や民俗芸能で演奏される「楽器」でもあり、行事や祭事など人々の暮らしに密着した「道具」でもあります。
アフリカでは通信用に使われていたそうです。
やっぱり楽器は、見るものではなくて音を出すもの。
叩き心地も興味があるし、どんな音が出るのか聴いてみたいなー、なんて思いながら見て来ました。