2021年11月27日

≪今週のレッスン Vol.208 11/27≫ 見てきたの…?

小学生の生徒さん。
もう何年もレッスンに通ってくれています。
毎日きちんと練習をしてきて、順調に合格して次の曲へと進んでいきます。

さて、今週のレッスン、練習曲が2つ宿題でした。
1曲は合格。
さて、もう1曲。

「この曲は?」と聞くと、「うん、みてきた」と生徒さん。
ですが、弾いてくれる気配がないので、「どうぞ弾いてください!」と言うと、「え?見てきた」と言う生徒さん。

どういうこと?
弾いてきていないの?

生徒さん曰く、楽譜を“見て”きた…

先週の宿題を出す時に、私が「次の曲みてきて」と言ったそうです。
だから、生徒さんは“見て”きたと言うのです。

弾かずに見てきたそうです。
ちゃんと音は読んだそうで、それだけでなく、YouTubeで演奏を探して“見て”きたそうです。

私的には「みてきて」は「練習してきて」だったのですが…

素直すぎるというか、何というか…
レッスンで「もっと良く楽譜を見て!」「すみずみまで細かく楽譜を見て!」と何度も言っているので、まずはしっかり楽譜を見ることが宿題だと思ったのでしょうか。
確かに、音を出さずに譜読みをすることもあります。
それにしても、見るだけで良いなんて宿題を私が出すと思ったのでしょうか。

恐らく「みてきて」という言い方をしたのは初めてではないと思います。

じゃあ、これからのルール!
私が「みてきて」という宿題を出したら、それは「見てくる」のではなくて「練習してくる」っていうことね、と、生徒さんと確認し合ったのです。

【まごいち音楽教室】
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