ブレッツェル。
初めて食べたのは、何年か前のクリスマスマーケット。
何これ!美味しい!
塩が効いてシンプルな味。
お気に入りになりましたが、買おうと思っても近くのお店には売っていません。
期間限定ショップで冷凍の輸入品が売られることがありますが、なかなか簡単に手に入らないパンです。
クリスマスが近づき、長らくブレッツェルを食べていないことを思い出しました。
ドイツパンのお店を探すと、京都の岡崎にありました。
「Hofbäckerei Edegger-Tax」という、長~い名前のお店。
創業は1569年、オーストリアの古都グラーツ。
1888年にハプスブルク帝国の皇帝からホーフベッカライ(王家御用達ベーカリー)の称号を与えられたそうです。
早速ブレッツェルを買いに行くと、ケーキも売られていて、イートインスペースもありました。
せっかくだし何か頂いて行こう!と順番にケーキを見ていくと…
緑色のケーキの上にト音記号!
こういう物には敏感に反応します。
しかも、ケーキの名前は「モーツァルト」。
これに決めた!
銀色のプレートで持ってきてくださいました。
何だか、王室に招かれたみたい!
緑色の部分はピスタチオのムースで、中の赤色の部分はとても酸っぱいです。
味はちゃんと濃いのに、食べたかどうか忘れるくらいあっさりとした、とっても私好みのケーキ。
ピスタチオでモーツァルトということは、モーツァルトクーゲルから来たのでしょうか。
モーツァルトクーゲルは、ピスタチオのヌガーとマジパンが中に入った丸いチョコレートです。
お持ち帰りに、ブレッツェルを3つ、ハンドカイザーを1つ、ハンドカイザー(けし)を1つ。
ブレッツェルも美味しい!
食べたくなったら、このお店へ買いに行けば良いですね。
良いお店を見つけました。
ハンドカイザーも美味しいです。
レタスやハムを挟みたい…
それから、ドイツ語では「Brezel」だから、ブレッツェル。
「プ」じゃなくて「ブ」なのですね!