ドルチェビュッフェ(ブッフェ?)、見かけるとつい何?何?と惹かれてしまう魅力的な言葉です。
「dolce」はイタリア語、「buffet」は、フランス語。
違う国の言葉を組み合わせて、デザート食べ放題!
日本語は、自由ですよね。
イタリア料理の最後に出てくるドルチェは、甘いお菓子やデザートのことです。
音楽用語にも「dolce」という言葉があります。
ドルチェ、意味は「甘美な」。
柔らかくて優しい感じの表現をする時に書かれていることが多いです。
私は語源を知っているので、楽譜上でdolceを見ると、ふわふわキラキラしたデザートが脳をよぎります。
ショートケーキ、ティラミス、タルト…
そして、美味しそうな甘い香りがします。
dolceは、割とよく出てくる音楽用語で、小学生が弾く曲の中でも何度も見かけます。
小学生の生徒さん、楽譜にdolceが出てきたので、意味を聞いてみました。
これまでに何度も出てきていますので、そろそろ覚えたかな?
ですが、読み方も意味も思い出せないようです。
音楽用語は多くがイタリア語です。
イタリアの首都はローマ。
つまり、大抵はそれとなくローマ字読みをすれば良いのです。
ですが「dolce」は少し難しかったようです。
「do=ド」は読めたのですが、その次の「l」、母音が付いていないローマ字はありませんし、「ce」もローマ字にはありません。
ドルチェってレストランとか行ったら見かけるでしょ?
ドルチェバイキングとか、ドルチェビュッフェとか、広告で見かけるでしょ?と言いましたが、頭を傾げる生徒さん。
最近はファミレスでも、ドルチェという言葉を使われているような気がするのですが…
イタリア料理とかは行かないかな…
そう言えば、この辺りにはイタリアンレストランは少ない気がします。
私が気に入って行っていたお店は次々と閉店し、最近も一つ閉店してしまいました。
そのお店のクレーム・ブリュレが好きだったのです。
そんな話をお母様としていると、ピンと来ない生徒さんは「焼肉屋さんでも?」と聞いてくれました。
さすがに焼肉屋さんでは見かけないかもしれません。
話の流れで美味しいお勧めの焼肉屋さんを教えていただきました。
ちなみに、最近の子は「dolce」と言えば「Dolce&Gabbana」らしく、えらく高級な物を知っているなと思ったら、流行った歌の歌詞に出てきていましたね。
ガッバーナって何?と思って調べると、人の名前でした。
1985年に、Domenico DolceとStefano Gabbanaが立ちあげたブランドです。
こういう余談と一緒に音楽用語の「dolce」を覚えてくれたら良いのですが…