先日、米原市のルッチプラザで、ピティナピアノステップが開催されました。
姪がエントリーをしていたので、足台を設置するために一緒に行ってきました。
生まれた時からずっと仲良くしている姪っ子。
私がピアノを教えているわけではありませんが、今回は本番前に困っていたようなので少しアドバイスをしました。
アドバイスした手前、きちんと弾けるかどうか、責任は私にもあります。
客席で数名の演奏を聴きました。
そして、出番が近づき、足台を持って姪と一緒に舞台袖へ向かいます。
姪の足台を設置するなんて、こんな日が来るとは思いませんでした。
舞台袖、深刻な顔つきで一人前に緊張している姪。
そんな私は隣で平気な顔をしながら、姪以上にドキドキ!
練習や自分の本番で何度も行ったことがあるルッチプラザの舞台袖ですが、姪といる舞台袖は初めての空気です。
ちゃんと弾けますように…
短い曲を4曲も弾きます。
1曲目を弾き終わり、まだあと3曲もある…
2曲目が終わり、やっと半分…
3曲目の出だしは少し心配しましたが、引きずらずにきちんと弾きました。
4曲目、大きくなったなぁ…と感心。
弾き終わって袖へ帰ってくるまで、私はずっと緊張しっぱなしで、真っ白になって倒れるかと思いました。
自分が弾く方がどれだけ楽なことか…
きっと親である私の妹は、もっとドキドキしていたでしょう。
今回、どの曲もまだ練習途中で、仕上がった曲は一つもありませんでした。
探り探り弾いている曲もありますし、仕方なく何日か前に弾き方を変えた所もあります。
直すべきところはまだまだたくさんあります。
こんな状態で本番の日が来てしまうなんて、私には考えられないというか耐えられないことです。
未完成でも人前でそれなりの演奏をして、ここ一番を弾いてくるのは、さすが子どもです。
いただいた講評には、1曲ごとに丁寧にアドバイスを書いてくださっていました。
姪がピアノを弾く姿を舞台袖で見られるなんて、とても幸せな叔母です。
足台が要らなくなるほど大きくなったら、袖へ付いて行くこともなくなってしまいます。
そうなったら、客席で演奏を聴きますね。
きっとまたドキドキしながら…