教室に2台のピアノが並びました。
大人の生徒さんにはお伝えしていましたが、子どもの生徒さんは来てみてビックリ!
生徒さんの反応は様々。
ビックリして立ち止まる生徒さん、すごーい!と言ってくれる生徒さん。
意外と多かったのが「いくら?」と聞いてくる子どもの生徒さん。
お金のことはみんな興味があるみたいです。
ハンマーを整えるためにたくさん針を刺してくださったので、音が柔らかく硬さのない音です。
今はまろやかすぎる音ですが、弾いていけば芯やハリのある音に変わっていきます。
そして、まだ納品調律が入っていないので、バランスが悪く、反応も揃っていません。
ダンパーが戻るタイミングも良くありませんし、ペダルもイマイチです。
今週のレッスンで上手く弾けなかったところ、半分はピアノのせいにして良いよ、と言いました。
ピアノの調子が良くないので、何ともならないこともあります。
ですが、あと半分は自分で何とかしなければならないこと。
どんなピアノで弾いても、良い演奏をできるようにならなければなりません。
本番のピアノがとても弾きにくいということは、良くあることです。
どんな時も、弾き始めたらすぐにピアノの癖をつかんで、自分の中で調整するのです。
いつもと同じ弾き方で弾けば、いつもと同じような曲ができ上がるわけではありません。
いつもと同じように聞こえるようにしたければ、弾き方は毎回変えなければいけないのです。
難しいことですね。
7月の終わりにはきちんと調律を入れますので、変なところがあれば教えてください。
もし、弾き心地の希望なども、どんどん言っていただければと思います。
これからこのピアノの音は、生徒さんが作り上げていきます。
みんながたくさん弾いてくれれば、ピアノも早く成長していくでしょう。
良い音をたくさん出して欲しいですね。