発表会の曲の練習が進んできています。
いつもよりも少しだけ背伸びをした大曲。
少し頑張らないと弾けません。
ただ、背伸びをすれば手が届く曲を渡しているつもりですので、練習をしっかりすれば大丈夫。
それでもいつもの宿題と同じ調子で練習をしていては間に合わないことも出てくるでしょう。
レッスンでは、特にいつまでに仕上げなければならないという制限はありませんが、発表会は本番の日がやって来るもの。
間に合わないと困ります。
練習日数もですが、本番までのレッスンの回数にも限りがあります。
ですから、1回1回のレッスンを有意義に受けて着実に完成に近づけていって欲しいと思っています。
レッスンで伝えたことの中には、すぐに直せることと、そうはいかないことがあります。
例えば、音の間違い。
これはすぐに直せることですし、直さなければいけないことです。
違う音を弾き続けるという選択肢はありません。
そういうものは、次のレッスンに間に合うように直すのではなく、レッスンが終わったらすぐに直して、次のレッスンまで正しい物を引き続けていなければいけません。
運指やアーティキュレーションは、動きとして染み込んでしまっていると、変えるのに時間がかかるかもしれません。
フレーズの切れ目、強弱…
楽譜に書かれているなら、守らなければならないことです。
表現に直結しますから、すぐには変えられないと思いますが、楽譜に忠実に弾きたいものです。
表現のことは、すぐには変えられないと思います。
どうすればいいか考えて弾いてみて、聴いて、また考える。
それを繰り返しながら、良いものを探していくことになります。
ですから、時間がかかります。
今日解決しなかったら、明日に持ち越しても良いことです。
レッスンで言われた、すぐに直せることを確実に直して、次のレッスンまで持ち越さないことです。
それから、また新型コロナウイルスが大流行しています。
体調だけでなく、何が起こるかわかりません。
練習は後回しにせず、早めに仕上げるつもりでいてくださいね!