今週は、小学2年生以上の生徒さんを対象に、普段のレッスンよりも長めに時間をとって、発表会の曲のレッスンをしました。
一通り弾けるようになって、表現の段階まできている生徒さんもいます。
発表会の曲は、いつものレッスンの曲よりも、長くて少し難しいです。
それをいつもと同じ時間内でレッスンするのは大変!
直すところがたくさんあると、せっかくたくさん練習してきてくれているのに、次の生徒さんの時間になってしまって、全部見きれないこともあるのです。
じっくりと最後まで通してレッスンする時間が必要です。
60分もあると、お喋りもゆったりとできます。
弾くだけでなく、生徒さんとのお話も大切な時間。
いつも時間を気にしながら慌ただしく進めるレッスンよりも、良い時間を過ごした気がします。
私は楽しくレッスンしていましたが、長いレッスンに疲れた生徒さんもいます。
お家での練習時間が短い生徒さんは、そもそも60分ピアノの椅子に座っていることが大変だったり、手が疲れてしまったり…
レッスンが60分あるのに、練習がそれより短いとはどういうことでしょう!
本来、ピアノの練習は、これくらいじっくりと時間をかけて、そして繰り返し繰り返し練習しなければならないということです。
時計を気にして見ても、まだまだ時間があります。
普段なら、あとは家でやっておいてねと宿題になるようなところも、レッスンで何度も弾くことができました。
細かなアーティキュレーションや、どう表現するかなど、深くまで掘り下げて丁寧にレッスンできました。
たまには、こういうレッスンも良いですね。
発表会前でなくても、また何かのタイミングがあれば、長めのレッスンを入れようと思います。
こまめにレッスンを受けて欲しいので、基本的に週1回のレッスンになっていますが、やはり、曲が大きくなっていけば1回のレッスン時間をきちんと取りたいものです。
大人の生徒さんは、月に2回くらいのペースで通っていただいています。
曲の進み具合や、練習の具合、それぞれの生活リズムに合わせて、レッスンの頻度や時間も変えていきましょう。