ダンパーと鍵盤蓋の不具合について、グランドギャラリーさんから調律師さんを派遣してくださるとのことで、調整中だと連絡が来たのは、昨年末。
それから一ヶ月待ち、二ヶ月待ち…
春になってしまいました。
結局、私の方からどうなっていますか?と連絡。
忘れられていたのか、私が忘れてしまうのを待たれていたのか…
毎日弾くピアノの不具合。
忘れることも、気にならなくなることも、あるはずがありません。
また、新しい調律師さんがやって来ました。
問題の一つめ、鍵盤蓋が開ききらないことについて。
この部屋の中ではもうどうしようもないのはわかりきっているはずなのですが、調律師さんはグランドギャラリーに頼まれて来てくださっています。
派遣される調律師さんも良い迷惑ですよね。
拍子木を浮かすなどいろいろ試してくださいましたが、削るなどして大きさを調整するしかありません。
最初からわかっていたことなのに、もう3回目の同じ回答です。
購入時に確認して不具合を受け入れて契約したことではありません。
私としては、鍵盤蓋は垂直でなければ困ります。
グランドギャラリーさんは「鍵盤蓋が垂直でないピアノもある」と頻りにおっしゃいますが、それはヤマハのG5には当てはまらないはずです(ヤマハに設計を確認しました)。
すぐに止まらない音については、いくつかはダンパーの当たり具合を直していただき改善しました。
ただ、まだ改善されていない音もあります。
下から数えて54番目のレの音は、第3倍音のラ(ダンパーのない音)が共鳴するためなので仕方ないことだとおっしゃって、直してくださいませんでした。
調律師さんの帰宅後に、ダンパーのない部分の弦を押さえてからレの音を弾いてみると、やはり伸びています。
これは、倍音のせいではないはずです。
そして、雑音については、残念ながら雑音を聞き取ってすらいただけませんでした。
聞き取れないものを直せません。
「わからないなら触らないでください、他の人に頼みます」と私が言ったので意地になられたのでしょうか。
触るなと言ったのに、どこかをいじっては「まだ雑音します?」「まだします?」と何とかされようとしますが、症状がわからないのに原因がわかるはずがありません。
病院で検査をしたら悪性の反応が出たけれど、どこから出たかわからない…、それと一緒です。
どこが悪性なのかわからないけれど、取り合えず思い当たるどこか体の一部を取り除いてからまた検査をして「まだ反応出ます?」、まだ反応が出るから違うところを取り除いて「まだ反応出ます?」。
体ならたまったものではありません。
もう放っておいてくださいとお願いして、やっと帰っていただきました。
いずれも、今のところ同じことを繰り返しています。
ダンバーの止音と雑音については調律師さんの腕なのだと思いますが、鍵盤蓋はここではどうしようもありません。
そろそろきちんと直していただけませんか?