小学校の卒業式が終わりました。
まごいち音楽教室の生徒さんの中にも、小学校を卒業された生徒さんがいます。
ちょうど、まごいち音楽教室を始めた時に1年生で入会してくださった生徒さんが卒業です。
卒業式の歌の伴奏を弾きたいと言っていて、弾くだけの実力がある生徒さんでしたが、残念ながら生徒が伴奏する学校ではなかったようです。
小学校の間、長く続けてくださったことに感謝、そして中学生になっても続けてくださることに感謝です。
中学生になるタイミングでレッスンを辞めてしまう人はたくさんいます。
ですが、身体が成長して、思考力も上がり、ピアノの演奏技術が伸びるのはこれから。
弾きたい曲を弾けるようになって、ピアノが本当に楽しくなるのはこれからです。
中学や高校の時期こそ頑張って続けて欲しいのですが、ピアノの優先順位は人それぞれ。
勉強を頑張る、部活を頑張る…
頑張らなくても良いので、ピアノも続けてもらえると嬉しいですね。
小学生の生徒さんのレッスンは、月に3~4回、ほぼ毎週レッスンがあります。
練習も習慣ですし、レッスンも習慣です。
それに、体力や集中力のことを考えると、一度に長くレッスンするよりは、少しずつこまめに通ってレッスンする方が効果的です。
練習する曲も短い曲が多く、1週間あれば宿題の曲を最後まで弾いてくることができます。
1回のレッスンで合格になる曲もたくさんあります。
中学生や高校生の生徒さんには、月2回のレッスンをおすすめしています。
レッスンの回数は減りますが、その分、1回のレッスン時間が長くなります。
弾く曲が長く難しくなってきますので、練習してレッスンに持ってくるまでに時間がかかるようになってきます。
レッスンの内容も、短い時間でササっと直して次々進んでいくというよりは、曲を理解しながら深く練っていくようになり、30分のレッスンでは足りなくなってきます。
学校の試験の時期や、部活の大会など他の予定とレッスンが重なった時は、事前にご相談いただいて、レッスンの日を変更できるようにしています。
小学生の生徒さんの中にも、曲の進み具合やご家庭の事情で、月2回のレッスンで通ってくださっている方もいらっしゃいます。
ピアノは何よりも、続けることが大事。
どれだけ弾けていても、辞めてしまったら終わりです。
逆に、のんびり進んでいっても最終的には続けた人が一番上手になれるのです。
頑張れる時には頑張って、そうでない時には他のこととのバランスを取りながら、それぞれの生徒さんに合ったレッスン時間、レッスン回数で、無理なく通い続けて欲しいと思います。