いつもあまりしゃべらない生徒さんがたくさん話をしてくれるととても嬉しいです。
今日はご機嫌が良いのかな?
もしかしたらこれを話そうと思って来てくれたのかな?
レッスンは無駄なおしゃべりをすることもなく普通に進んでいました。
次の曲はこれ、とページをめくって少ししたら、生徒さんが「これ何?」と言いました。
指の先を見ると、四角の中に丸い点がかかれたマーク。
ちょうど奥付の左側に書かれていて、マークの右隣には全音楽譜出版社のマークがあります。
近くにある全音楽譜出版社の楽譜をいくつか見ると、どの楽譜にもかかれていました。
音楽之友社やドレミ楽譜出版社の楽譜にはありません。
楽譜の中ではないので、音楽記号ではなさそうです。
全音楽譜出版社が付けているマークでしょうか。
何を意味するマークなのでしょう。
全音楽譜出版社の楽譜はたくさん持っています。
ハノンやソナチネアルバム、ブルクミュラー、ツェルニー…
それなのに、私はこのマークを初めて認識しました。
大人は、自分に必要なものかどうかを無意識に判断して、要らないと思ったものを脳まで届けないのでしょう。
「楽譜の隅々まで良く見ましょう」といつもレッスンで言っていますが、実は子どもたちから気付かされていることも多いのです。
さて、このマーク。
何を意味するのでしょう。
調べてみましょう。