2023年5月1日

≪理想のピアノを探せ!2台目≫ その⑮ 絶対に返品しません

グランドギャラリーで購入したG5Eのピアノ。
鍵盤蓋を直す過程で、調律師さんが入れたのこぎりの刃がガタガタの傷になってしまいました。
グランドギャラリーさんへ苦情を入れると、担当の方がお返事をくださいました。

拍子木について修復は可能だという連絡でした。
私が入れた苦情は傷が付いているから直して欲しいということではありません。
傷を付けたこと自体への苦情を入れたのですが、グランドギャラリーさんからは「傷は修復可能です」との返事で、悪いことをしたとの認識はないようです。
あとで、きちんと尋ねましたが、グランドギャラリーさんからは傷を付けたこと自体は「適切な対応だった」という正式なお返事をいただきました。
こんなところにピアノの調律をお願いしていたのかと、とても残念に思っています。
傷の修復くらいなら、別にグランドギャラリーさんへお願いしなくても良いわけです。
ただ、この件で私の気持ちを鎮められるのはグランドギャラリーさんだけです。

そして、拍子木の木目が硬いことと修復跡を目立たなくするためには、グランドギャラリーさんの工房で作業が必要とのこと。
根本的な鍵盤蓋の問題についても、あわせて解決するために、ピアノ本体をグランドギャラリーさんへ戻し、修繕した後に再納品させて頂きたいとのこと。
グランドギャラリーさんへ納入後5日程で修繕することが可能で、配送の関係で納入及び再納品までには数日かかるということだそうです。

根本的に解決するためには、ピアノ本体を移動させて作業するしかないのは、私もわかっています。
ただ、調律師さんがいらした時に、ピアノを5日間空けることは不可能だと伝えているはずです。
グランドギャラリーさんからの提案ではそれ以上の日数がかかることになっています。

また、話の伝達ミスです。
それに、そもそも納品調律が上手く進まずこういう事態になっているのに、再納品していただくということは、また納品調律からやり直すということです。
担当の方は状況がわかっていないのでしょう。

そしてまた数日後に、ダンパーの止音不良と雑音について、担当の方よりお電話をいただきました。

グランドギャラリー様では不具合を直せないとのことです。
いらした調律師さんがグランドギャラリーさんの中で最高の調律師さんで、その調律師さんが直せなかったらグランドギャラリーさんでは直せないということだそうです。
情けない話です。

ですから、購入したピアノを私が気に入らなかったということにして、1年間のピアノのレンタル料金を徴収して返品するのはどうかというご提案でした。
グランドギャラリー様にとっては、この問題は私がピアノを返品すればきれいに解決するでしょう。
ですが、返品した私は、練習やレッスンに使っているピアノがなくなり困ることになります。
気に入るピアノにまた出会えるかはわかりませんし、ピアノを探す手間も費用も再び必要になります。
担当の方は「お客さま様のために~」というような口調でおっしゃいましたが、この提案のどこに私にとってのメリットがありますか?

それに、調律師さんには、返品する気はないとはっきりお伝えしたはずです。
グランドギャラリーさんでの協議の中に調律師さんもいらっしゃったとのことですが、それで何故このような提案をすることになったのでしょうか。
今までの連絡の行き違いや食い違いから、もう驚きはしませんが、こういうところで、すでにお話しているようなことが伝わっていないようなことが立て続けに起こるのです。

さらに許せないのは、担当の方が、ピアノのせいで私の演奏活動に支障が出ていると勝手な憶測による話をおっしゃったことです。
残念ですが、演奏活動には全く支障は出ていません。
むしろ、私はピアノが上手になりました。
ピアノが来てから賞も取っています。
憶測で失礼な話をされるのは非常に不快です。

この頃には、連絡の行き違いの件を何度も苦情申し立てていましたが、それでもなお憶測での話を進めてこられるということは、私の話は全く伝わっていないのでしょう。

気に入って購入し、毎日弾いていてこれからも弾き続けるピアノに、信じられないくらいのたくさんの嫌な思い出がくっついていきます。
まあ、そうは言ってもピアノ。
嫌な思い出も全部大事な思い出です。
購入してから1年の間に、購入したお店とこういうことがあったと、一つの思い出としてずっとG5Eにくっつけておくつもりです。

それでも、できるだけ早くグランドギャラリーさんとお別れしたいところ、非常に残念なことですが、1年間の保証中に起こったことです。
G5Eを返品することは考えていませんので、グランドギャラリーさんには最後まで責任をもって解決をしていただくしかありません。

出来るだけグランドギャラリーさんと関わらずに、最後まで責任をもって対処していただく方法を考えねばなりません…

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