2023年8月26日

≪今週のレッスン Vol.297 8/26≫ ヒンメリ作り体験

発表会が終わって一週間後。
8月6日(日)、米原市近江学びあいステーションの一室をお借りして、ワークショップを開催しました。
琵琶湖のヨシを使ったフィンランドの伝統的な飾り「ヒンメリ」作りと、よし笛のミニコンサートです。


夏休み。
何となく教室の生徒さんたちと楽しいことがしたかった私…

たくさんの方のご参加ありがとうございました。
当日の様子をお伝えします。

講師の、かよ先生。
県内にお住まいの琵琶湖よし笛の製作者さんで、よし笛の演奏もされています。
今回のワークショップのために、たくさん準備をしてくださいました。


ヒンメリ作りでは、一人一つずつ、材料をセットにしてくださいました。
中身は、作り方の台紙、マット、長さを揃えてカットしたヨシ12本×3セット、紐、紐通しの針金、お持ち帰り用袋…
そして、選べる飾り。
全て手作りです。



作り方の説明を聞き、台紙も参考にしながら、ヨシに順番に紐を通していきます。



まず最初に、ヨシを3本使って三角を一つ作って結びます。
その後からは、2本ずつ通して結んでいきます。




最後に紐を結ぶと、平面で作っていた物が立体になります。


みなさん真剣に作業されています。

大きさ違いの同じ物を3つ作ります。
2つ目からは、皆さん各自で作ります。


緩まないように紐を結ぶのが、ちょっと難しい…
失敗してもやり直せば大丈夫。
かよ先生はあちこちに呼ばれて大忙しです。



3つ出来たら、思い思いの形に繋げます。
縦に3つ繋げたり。
大きなヒンメリの中に小さなヒンメリを入れたり。



最後に、飾りを一つ選びます。
この飾りも一つ一つ手作りしてくださいました。
一つだけと言われると迷ってしまいますね。



素敵なヒンメリが完成しました。
みんな同じ物を作っているのですが、最後の組み合わせ方に一人ずつ個性が出ていて面白いです。



ヨシについて少しお勉強。
ヨシとは、水辺に育つイネ科の植物で、琵琶湖にも多く自生しています。
ヨシには浄化作用があり、水をきれいに保ったり生き物の住処になったり、琵琶湖の環境保全に重要な役割を担っています。

ヨシの刈り取り等には手続きが必要な場合があり、簡単に手に入れることができません。
今回はワークショップのために特別に材料を揃えていただきました。


イベントの最後は、琵琶湖のヨシで作った「よし笛」のミニコンサート。
聞き馴染みのあるジブリの曲などを演奏してくださいました。
よし笛から出る、美しい音色を堪能しました。


かよ先生には準備から当日までたくさんお世話になり、ありがとうございました。
また、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
夏休みの楽しい思い出の一つになれば嬉しいです。
素敵なヒンメリ、どこに飾りましょう…


【まごいち音楽教室】
TEL:080-3130-7057
メール:mago1.klavier@gmail.com