オペラ・ガルニエ(l'Opéra、Palais Garnier)
アーティゾン美術館でパリ・オペラ座展を観たのが1月の終わり。
もちろんその時はパリに行くなんて思いもしていませんでした。
いつか行けたらいいなー、そんな簡単なことじゃないよなーと思っていたけれど、行けてしまいました!
夏だからか、オリンピック前だからか、パリはどこもかしこも工事中。
オペラ座ももれなく工事中で、正面がどーんとラグビーになっていました…
正面を見られなかったのは残念ですが、まあそれもこの時期に行ったからこそ?
セルフガイドツアー(自由見学)で15.00€。
中をうろうろと見学してお土産を見てゆったり1時間くらい。
『オペラ座の怪人』の舞台。
今は音楽ではなくバレエがメインで、オペラはバスティーユの方でやっているそうです。
外装も内装も豪華絢爛で、とにかく彫られていたり描かれていたり、細やかで華やかで重厚感もあって凄く贅沢な空間でした。
オペラを観ることに加えて、当時の上流階級の人たちの社交の場です。
シャガールの天井画「夢の花束」。
パリ・オペラ座展ではレプリカが展示されていましたが、見上げればここには本物!
これだけが近代的なのに、何故か馴染んでいる不思議。
赤い客席がかっこいいです。
舞台は奥行きがあり、奥になるにしたがって斜めに少しずつ高くなっています。
パンフレットはフランス語も日本語も英語も品切れ。
ドイツ語をいただいてきました。
お土産に鉛筆。
削られているのばかりなのは何故?
持って帰りにくい…
正面の写真の代わりにポストカードも購入しました。
次の行先は、凱旋門(Arc de triomphe de l'Étoile)。
Franklin D. Roosevelt駅でメトロを降り、凱旋門へ向かってシャンゼリゼ通りを歩きます。
ロータリーの真ん中に凱旋門。
入口の地下には大行列。
入るのには時間がかかりそうです。
次の予定があるので、また夕方に来ようということで、明るいうちに外観の写真を撮っておくことにしました。
散々写真を撮って堪能した後、地上のスタッフさんにパリ・ミュージアム・パスが使えるか聞くと、「入れ入れー!」と。
並ばずに入れることがわかりました。
あれはチケットを買うための列だったのです。
今となっては残念、次の予定があるのです。
今から入っては時間が足らないのです…
「入れ入れ!何で入らないんだ!」と押し込まれるところだったのを、喋れない英語で「夕方にまた来るよー」と伝えて去りました。
先に聞けば良かった…
夕方、再びの凱旋門。
屋上までは螺旋階段をひたすらぐるぐると100段くらい。
窓もなく、どこまで続くかわからない…
凱旋門を中心に街が放射状に作られています。
道路が12本、星の光のように伸びているからエトワールと言われるのだそうです。
ナポレオン3世(ボナパルトの甥)がパリの街を整えました。
建物の色と高さが揃っていて美しいです。
凱旋門からシャンゼリゼ通りを真っ直ぐ、ルーヴル美術館に突き当たります。
圧巻の見ごたえです。
お土産屋さんでパリの観光地が描かれたポストカードを買いました。
めっちゃ可愛い!
夜8時なのに明るくて、うっかり長く遊び過ぎてしまいます。
シャンゼリゼ通りでラデュレのマカロンを買い、モノプリで夕飯のお惣菜と飲み物を買い、ホテルへ戻りました。