大人の生徒さんから、難しそうだけれど弾きたい曲に出会ってしまった時、どうしたら良いですか?と質問をいただきました。
どうしたら良いかは、レッスンの目的や目指される方向によって変わると思います。
子どもさん、受験生なら、今すべきでない練習は止めるかもしれません。
趣味で弾いていらっしゃる大人の方なら、とりあえず一度挑戦してみたら良いと思います。
きっと弾けますよと安易にお伝えすることは無責任だと思います。
ですから、今のレッスンの様子から、どれくらいの完成度を見込めるかをお伝えすることはできます。
そして、全くもって難しければ、そのようにお伝えさせていただくと思います。
ただ、大人の方の場合、レッスンであまりにも難しすぎると言われても、弾きたければ楽譜を買ってお家で弾いちゃいませんか?
それでコソコソ弾いて間違った弾き方をするくらいなら、持ってきていただいて、わからないところを解決していく方が良いです。
好きな曲を持っていくレッスンは楽しいはずですし、それについて話す時間も楽しいと思います。
手を出してみて全く手に負えなさそうなら、離れるのもありです。
少し弾いて満足できればそれはそれで良いです。
その曲を弾くために前もって習得しておかなければならないことが見つかるかもしれません。
もう少し上達してからまた挑戦するのも良いです。
いずれにしても、今の練習に納得していただきたいですし、楽しんでいただきたいです。
世の中には、あまりにもたくさんの曲が存在します。
一生のうちに全てのピアノ曲を弾くことはできません。
それなら、弾きたい曲を優先して弾くべきです。
手を付けた曲は苦しくても最後まで頑張らなければならないということはありません。
私自身も20代の頃に練習していた曲で、練習してもなかなか納得できる演奏に至らず、レッスンを一旦保留にした曲があります。
少し前にもう一度練習を始めたら、意外となんなく弾くことができて、この歳でも上達しているのかと嬉しくなりました。
そうやって弾けるようになる曲もありますし、また最近保留にした曲もあります。
どの生徒さんも、弾きたいと思った曲があれば、とりあえず遠慮せずに一度ご相談くださいね。